かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

千切れたのに気づかず走り続けたというのには心底驚きました。

2007-08-14 22:54:42 | Weblog
 静岡県で国道のバイパス、という多分高速道路みたいな高規格道路じゃないかと思いますが、そこをしていたバイクの男性が運転を誤って中央分離帯に右足を接触、そのときの衝撃で膝下10センチのところで足が切断、ところが男性はそのまま気づかず、2キロ先のインターチェンジまで走り、そこで止まろうとして始めて自分の足がないことに気づいたのだそうです。にわかには信じがたい話ですが、中央分離帯に足をぶつけたときの衝撃で感覚が麻痺していたのかもしれませんし、出血も、瞬間的な切断だと筋肉が収縮して血管を圧迫し、意外に出ないものとも聞いたことがあります。それに右足は後輪ブレーキを操作しますので、順調に飛ばしているときはまず使いません。そんなこんなで結局気づくことなく2キロも走ることができたのではないか、と思います。
 こういう事故を見るとやっぱりバイクというのは危険な乗り物なのだ、とつくづく思います。自動車のように、身体を護る機構がまったくと言っていいほどないわけですから、何かあれば即身体に影響するわけです。幸か不幸か私の普段乗るやつはそんな高規格道路をかっ飛ばせるほどスピードは出ませんので、仮に同じような事故にあっても、せいぜい骨折するくらいで済むんじゃないかと思います。というより、多分同じようにゆるいカーブを曲がりきれずに接触する、ということ自体起こりえないでしょう。それでも特に雨の日などはスリップする危険が常に付きまといますし、暗い道では対向車の光に幻惑されて目隠し同然の状態になることもままありますから、遅いのは遅いなりに危険はいっぱいあるのです。特に最近は富に反射神経が鈍っているのを自覚させられますので、同じスピードでも、5年前に比べればかなり危険度が上がっていると思われるのです。事故に遭った男性は54歳だそうなのですが、私もそう遠からぬ将来に損な年齢に達することを思えば、あまり他人事とも思えません。もうすぐ今乗っているやつが寿命を迎えようという頃合なのですが、次の乗り物は、この辺で二輪は卒業して自動車にするか、それともやはり二輪で行くかをぼちぼち本気で考えないといけません。渋滞知らずで小回りがきいて、方向音痴にはぴったりの乗り物だとは思うのですが、寒暑著しき時分や雨続きのときなど、安全快適を願うにはやはり二輪というのは少々辛い乗り物ではあります。でも、車は車で、これ! というのが今ないのですよね。今でもたまに見かけるのですが、ちょっと前に出ていた「ミゼット2」なんかは私好みの楽しそうな車だったんですけど、そろそろ同じコンセプトで「ミゼット3」とか出してもらえないものでしょうか?

コメント (2)
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