このところ、寝つきが悪くて眠りも浅くて、明らかに睡眠不足気味になっています。熱中症や熱射病は睡眠不足になると大変かかりやすくなるそうなので、炎天下で仕事しないといけないときはかなり気を使って水分と塩分の摂取を励行しています。おかげさまでとりあえずいきなり意識不明、なんていう事態は避けられていますが、やっぱり寝るのが一番の良薬なので、何とかぐっすり寝るようにしたいものです。それではたと気が付いたのですが、私は毎晩寝不足になるのは当然熱帯夜なこの暑さのせいだ、と思い込んでおりました。もちろんそれはそれで重要な原因の一つなのでしょうが、実はもう一つ可能性があることに思い至ったのです。それは、夕食後のビタミン剤の摂取。サプリメントとして亜鉛などを常時摂取しているのですが、最近、夏バテを警戒して錠剤タイプのビタミン剤を一緒に服用しておりました。これがちょうど横になる時分に効果を発揮して、入眠を妨げているのではないか、と気づいたのです。というわけで今日は習慣的に手を伸ばしそうになったビタミン剤を済んでのところで押しとどめました。これでぐっすり眠ることができるならありがたいのですが、果たしてどうなることでしょうか。
暑いといえば関東では線路が曲がって電車が運休したりしているそうですね。昔からよく聞く線路の異常ですが、そんな話を見るにつけ、今年の夏コミは相当厳しい3日間になるんじゃないか、とよそごとながら軽い戦慄も覚えたりするのですが、ためしに週間天気予報を見てみましたら、この日曜日は雨だそうじゃないですか。随分昔、コミケでは雨が降らない、という都市伝説がありましたけど、会場が転々とし、創業の代表が逝って、そんな伝説的神通力が通じる時代も終わってしまったのかもしれません。でも逆にこれで今年雨なしで過ごせたりしたら、新たな伝説の始まり、なんてことになるのかもしれません。そうなったらなったでやたら暑くなるのは避けられないはずなのでどっちもどっちだとは思いますが、いずれにしても参加される皆さんのご健勝を祈るばかりです。
ところで言うまでもなく今日は終戦記念日で、私などは休戦記念日か停戦記念日と呼び習わすべきだ、と周囲に漏らして煙たがられるのが落ちなのですが、法的にはどうあれ、また相手国がどう考えているのであれ、天皇陛下が矛を納めよと国民に呼びかけたからには、我が国に限って言えば「終戦」という捉え方でもかまわないのかも、と最近は思い始めています。ただ、そんな心情的な話は話として、歴史の学習としては教えるべきことはきちんと教えるべきだと思いますし、研究としても、あの戦争の時代を冷静に、多角的に、捉えなおすべきだと思うのです。猪瀬直樹の『空気と戦争』(文春新書)を読んでいるのですが、確かに当時の政治や軍組織の無策と今の年金問題やかつての国鉄、道路公団といった問題とには、日本人の遺伝病とでも言うべき同じ質の根があるというのにはうなづける気がします。62年前の今日を境に戦前と戦後が分断されているかのような「空気」はそろそろ卒業して、連続した時間の流れの中で解釈し、その成果を現代的に生かす工夫を各界で考えるときが着ているのではないでしょうか。そうすれば、おせっかいな国の慰安婦決議案や我が国の原爆擁護論(?)などでせっかく注目が集まっているあの時代の話をそっちのけにして、前首相が参拝したとか言うようなある意味どうでもいいことをあたかもトップニュースであるかのごとく捉える風潮も、少しはマシになるんじゃないか、と思います。研究報道、調査報道というものがマスコミの主要な仕事になる時代が、来てもらいたいものです。
暑いといえば関東では線路が曲がって電車が運休したりしているそうですね。昔からよく聞く線路の異常ですが、そんな話を見るにつけ、今年の夏コミは相当厳しい3日間になるんじゃないか、とよそごとながら軽い戦慄も覚えたりするのですが、ためしに週間天気予報を見てみましたら、この日曜日は雨だそうじゃないですか。随分昔、コミケでは雨が降らない、という都市伝説がありましたけど、会場が転々とし、創業の代表が逝って、そんな伝説的神通力が通じる時代も終わってしまったのかもしれません。でも逆にこれで今年雨なしで過ごせたりしたら、新たな伝説の始まり、なんてことになるのかもしれません。そうなったらなったでやたら暑くなるのは避けられないはずなのでどっちもどっちだとは思いますが、いずれにしても参加される皆さんのご健勝を祈るばかりです。
ところで言うまでもなく今日は終戦記念日で、私などは休戦記念日か停戦記念日と呼び習わすべきだ、と周囲に漏らして煙たがられるのが落ちなのですが、法的にはどうあれ、また相手国がどう考えているのであれ、天皇陛下が矛を納めよと国民に呼びかけたからには、我が国に限って言えば「終戦」という捉え方でもかまわないのかも、と最近は思い始めています。ただ、そんな心情的な話は話として、歴史の学習としては教えるべきことはきちんと教えるべきだと思いますし、研究としても、あの戦争の時代を冷静に、多角的に、捉えなおすべきだと思うのです。猪瀬直樹の『空気と戦争』(文春新書)を読んでいるのですが、確かに当時の政治や軍組織の無策と今の年金問題やかつての国鉄、道路公団といった問題とには、日本人の遺伝病とでも言うべき同じ質の根があるというのにはうなづける気がします。62年前の今日を境に戦前と戦後が分断されているかのような「空気」はそろそろ卒業して、連続した時間の流れの中で解釈し、その成果を現代的に生かす工夫を各界で考えるときが着ているのではないでしょうか。そうすれば、おせっかいな国の慰安婦決議案や我が国の原爆擁護論(?)などでせっかく注目が集まっているあの時代の話をそっちのけにして、前首相が参拝したとか言うようなある意味どうでもいいことをあたかもトップニュースであるかのごとく捉える風潮も、少しはマシになるんじゃないか、と思います。研究報道、調査報道というものがマスコミの主要な仕事になる時代が、来てもらいたいものです。
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