中東できな臭い狼煙が上がってるみたいですが、この時期に新たな石油ショックが勃発するんでしょうか?

　わが国が与党野党どっちもどっちな泥仕合にまい進している間に、なんだか中東からキナ臭い空気が漂ってきているみたいな。　近隣にロシアだの中国だの、最近は北朝鮮だのと言った核保有国を抱えるわが国では、かえって麻痺してしまっているのか、あるいはその種の知識をちゃんと学んでこなかったなのか、どっちにしてもイスラエルの対イラン戦準備の報はなかなか理解するのが難しいところもありますが、かの国にとっては、敵対国が核を装備する、と言うのは絶対に許せない悪夢なのでしょうね。それからしたら、わが国の国民が、いくらアメリカの核の傘の下にあるとはいえ、こんな周辺国を抱えて太平楽を決め込んでいられるのは、結構異常な事なのかもしれません。アメリカの凋落とともに日本もいつまでもアメリカの属国然としてはいられない、という話も聞きますが、それならば、周辺国とのパワーバランスを独力でどう折り合いつけていくか、考えないとなりませんね。

　さて、昨日起動に成功したジャンクマザーボードを記録しておきましょう。



このＭＢ、リコーの製品で、ＰＣを組み込んだ産業機器のために作られたモノなのだそうです。リコーがマザーボード作っていた、とは寡聞にして知らなかったのですが、いろいろ調べてみると、たとえばこのサイトにあるようにhttp://www.ricoh.co.jp/koko/pc-technology/01/index.html、伝統的にリコーはその種の仕事を続けており、市販の海外製ＭＢにはない、産業用にふさわしい高耐久性と長寿命を実現しているのだそうです。


確かに、この通りはっきり日本製！と明記してあります。



バックアップ電源も通常のボタン電池ではなく、巨大な大容量の電池が、でん！　とすえつけられています。



ＣＰＵ周りの電解コンデンサも信頼性の高い吟味されたものだそうです。

　確かにｉ７だのＰｈｅｎｏｍ２だのと言うような最新CPU、そのためのマザーボードやチップセットなどの華やかさに比べれば地味なもので遊びの部分も少ないですが、かわりに質実剛健を絵に描いた安定感あふれる様子は、ここ数年にＰＣのトラブルに見舞われた私には、何にも変えがたい安心が得られるような気がします。
　こんなのがジャンクで千円しない価格で投売りされているなんて、考えてみるともったいない話です。今度また見かけたら、２,３枚まとめて買っておいてもいいかもしれませんね。