かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

まれに見るクライマックスを目の当たりにして、脳に少し刺激を受けたみたいです。

2009-03-24 22:41:44 | Weblog
 日向は厚着が疎ましいほど暖かいのに、影に入るとこれくらい着込んだ程度では防げないほど寒さを覚える、という具合の、なんとも難しい気候が続いております。明日は朝のうち冷たい雨が降るそうですし、服の選択はまた一段と悩ましいことになりそうです。

 さて、今日は多分たくさんのブログが話題にしているのではないか、と思いますが、WBCの日本対韓国の決勝戦、私も仕事先でたまたまほんの数分だけ見る機会がありました。それがなんと、10回表、2アウト2,3塁のシーン。打席にはこの大会不振を極める天才打者の姿。打席でバットを立て、ユニフォームの袖を同じタイミングでつまむいつもどおりの姿を見せつつ、ファールを続けて粘るシーンが続き、一度は空振り?! と息を呑んだり、袖つまみのタイミングが少し乱れたりした時は大丈夫か? と少々不安になりましたが、結局最後の最後で見事にセンター前にはじき返す、打った瞬間ヒットと感じた会心の一撃! 走者が2人帰って、土壇場での2点勝ち越しをもぎ取ったところで、テレビの前を離れました。これがドラマやアニメなら、なんとあざといあからさまな演出だ、と思ったことでしょうが、正真正銘の真剣勝負だったのですから、まさに事実は小説より奇なり、を地で行く一幕の一大叙事詩でした。当のご本人は、試合後のインタビューで「神が降りた」とのたまわれたそうですが、確かに野球の神様が降臨なされたのだろうとしか思えない、見事なシーンでした。また、偶然、そんなシーンを拝むことができた私も、本当に幸運だったと言えるでしょう。
 そんなドラマを見て刺激を受けたからでしょうか。ずっと暖めていたまま孵化し損ねていたお話を展開させる、ちょっとしたアイデアを思いつきました。設定難しい所もありますが、よく吟味して夏までには形にしたいですね。

コメント
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