公営放送や新聞の信頼度が高い、というデータは信頼できるのかどうか。

　今日は朝から雨の一日でしたので、花粉もまず大丈夫だろう、と思っておりましたら、なぜかくしゃみを連発しておりました。今も少し花がむずむずするのでストックしてあった抗アレルギー剤を飲んだのですが、効いてくるまでに少し時間がかかりそうです。今まであてにしていた花粉情報サイトが閉鎖されてしまったので、新たに検索したところ、環境省が主催する情報サイト花粉観測システム、愛称ははなこさんhttp://kafun.taiki.go.jp/index.aspxを発見したので、最近はこれを見ているのですが、昨日は午後猛烈な量の花粉が飛んだことがデータから読み取れるにも関わらず、特に意識される症状は現れませんでした。ここ数日のデータを見ても、５日をのぞいてものすごい寮の花粉が飛びまわっていたようですが、多少目がしょぼつくくらいでした。それが、今日などは直近のデータを見てもほとんど飛んでいないに等しいのに、症状が現れています。花粉が身体に侵入してから症状が発現するまでタイムラグがあるのか、あるいはやはり低濃度の花粉のほうが、高濃度の花粉より症状が出やすい何かがあるのか、なんとも不思議な話です。何はともあれ、雨だから、と油断せずにしっかりマスクを付けるようにするのが、当面は大事な対策となるようです。でも、そろそろ杉もピークを超えてくれるんじゃないか、と思うのですが、まだ続くんでしょうか?

　さて、新聞通信調査会なる団体が、メディアの信頼性を評価するアンケートを実施した結果、百点満点で７０点以上と最高の信頼を勝ち得たのがNHK、次いで新聞で、インターネットが５８点、雑誌４８点だったとのことでした。18歳以上の一般男女１９０６人の有効データをもとに計算したそうですが、ニュースだけでは調査方法などよくわからなかったので、団体の名前でググって公式サイトを見に行きましたら、それなりにちゃんと掲載されておりました。http://www.chosakai.gr.jp/notification/index.htmlなるほど、訪問調査でデータを集めたようですね。私も昔アルバイトで清涼飲料水に関するアンケートを集める訪問調査員をやったことがあるので、なんとなく状況は理解できました。あれは、訪問先に本当にいろんな人がいるので、結構スリルがあるんですよね。私のときは昼間っから飲んだくれたステテコ姿の酔っ払いのおっちゃんが出てきたときがあって、対応に窮したこともありました・・・。
　それはともかく、解析結果はこのサイトで公開される、と明記されているんですが、大まかな情報はすでに報道されているのに、まだサイトでの公開はされておりません。報道機関がよほどこの結果を早く伝えたいと思ったのかどうかは判りませんが、せめてサイトでの公開を待ってから報道すべきなんじゃないの？　と思ってしまいました。でも、新聞が僅差で第２位、と言うのは、どうも「？」な感じです。どんな質問だったのか知りませんが、新聞社により信頼度はかなり異なると思いますし、どうせならそれくらいちゃんと分けてアンケートとって結果を発表してもらいたいものです。それに年齢・性別ごとのデータなども出せるなら出してほしいですね。当面は、公式サイトを見守って詳細な発表があるのを待ってみようと思います。