かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

改めて思いましたが、築地市場は世間一般には魚市場という認識なんですね。

2010-04-06 21:32:38 | Weblog
 昨夜は11時半頃就寝だったのに、今朝は4時過ぎに目が覚めてしまいました。流石にこれはまずい、となんとか二度寝するべく布団の中でゴロゴロしていたのですが、結局眠ることが出来ず、5時半頃起きてしまいました。それでも昼間はなんとも無かったのですが、風呂上りの今はもう心身溶けるように眠りこみかけています。これも恐らくは季節の変わり目に不定期にやって来る自律神経失調の表れでしょう。これで今夜も睡眠不足だったりするといよいよ体調悪化のカウントダウンが始まるのですが、この分だとそれはなさそうで、今日の眠りは多分相当しっかり取れるのではなかろうか、と期待されます。

 さて、東京・築地の卸売市場で観光客相手に行われているまぐろのセリ場見学が、この4月8日から1ヶ月、中止されるのだそうです。私は知らなかったのですが、結構人気の観光スポットだそうで、3月末ごろから見学者が増え、500人以上の行列ができる日があったりして、安全確保や市場業務に問題が生じているため、中止を決めたそうです。先月末にすったもんだの末よく分からない形で幕引きと相成った、新築移転、にでもなっていれば、最初から見学コースを拡充した設計もありえたのでしょうが、現在の稠密な鉄火場では難しいことですし、そもそもよくスーパーなんかでやっている「マグロ解体ショー」とかと違い、卸売市場は一般のお客を寄せる必要は必ずしも無いところなので、もともと見学ゾーンは大きくは作っていないのでしょう。危ないとなれば中止もやむなし、なのでしょうね。
 それにしても、築地市場には仕事で何度も足を運んでいるのに知らなかったのですが、よくよく考えてみるとお魚の方にはほとんど足を踏み入れたことが無かったことに気づきました。築地といえば魚市場が有名なようですが、野菜や果物は魚と匹敵するくらいの規模で市場が開かれ、仲卸が軒を連ねていますし、東京では最大のつまもの市場(菊の花とか笹とかもみじの葉っぱなどの料理の飾りの類です)があって、他の卸売市場ではあんまり見かけない珍しい物が一杯あります。コチラのほうが私の仕事の対象になるため、築地が魚市場、という感覚が私にはあんまり無いのです。
 でも、移転問題は結局どうなるんでしょうね。現地での改良・拡充も検討されるそうですが、周辺を見る限り、素人目にもそんな余地はなさそうです。例えば野菜・果物・つまもの市場を太田などの別の場所に移して全部魚にする、とでもすればかなり大きくできますが、それ位これまで検討されてきた中で多分出ていたことでしょう。それに、改良工事をしている間の市場機能が維持できるのか、と言う問題もありますし、個人的にはどこか場所をとって作り直して移転した方が何かと整理もできて良いように思うのです。あの、足の踏み場もなさそうな中を縦横無尽に電動運搬車が走り回る光景が無くなるのは、ちょっと寂しい気もいたしますが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする