眠気は思ったほどキツクは無かったですが、それでも午前中は気を抜くと眠り込んでしまいかねないような不安がつきまといました。午後からは、クスリも切れてきたのか眠気は失せ、代わりに鼻がムズムズしてきました。喉は相変わらず痛いので、一日中のど飴を舐め続けています。虫歯もいらないのでなるべくノンカロリーの方を嘗めるようにしているのですが、食べ過ぎるとお腹が緩くなるので、適宜砂糖入りのも嘗めていたりしています。流石に一日中だと食傷気味ですが、これもいたし方ありません。
さて、我が体調の方は今年前半でもっとも悪化する低調期ですが、小惑星探査機「はやぶさ」の方は順調に飛行を続け、ついに、6月13日(日)23時頃、地球に帰還、小惑星「イトカワ」からの採取物を抱いているかも知れないカプセルをオーストラリアに落としてくれるのだそうです。一時は帰還自体が絶望的にも思えたこのプロジェクト、時間こそかかりましたが、ほぼ完全な形で幕を閉じてくれそうです。
13日はどんな報道体制がとられるのか知りませんが、もしオーストラリアのカプセル落下予定地点至近からの生中継とか、この帰還をリアルタイムで祝う番組が催されるのなら、久々に自らテレビの前に陣取ってもいいな、と思っております。
一方で、宇宙ステーション実験棟「きぼう」が、存続の危機に立たされているのだそうです。企業の関心が薄くて商業利用がほとんどされず、巨額の費用に見合った成果が得られないために、前原誠司・宇宙開発担当相の私的諮問機関とやらが撤退が妥当、と意見しているのだそうで、費用対効果を明らかにすべき、と提言もされるのだとか。
私などから見れば、宇宙開発のような先端科学の分野で即商売が成り立つなどと考える方がどうかしている、と思うのですが、これまでに費やした8000億円や、年間維持費400億が惜しくてたまらないヒトがいるようです。あの馬鹿げたとしか言えない「子ども手当」のわずか100分の1にも満たぬ少額で宇宙空間に地歩を築き、各種のそこでしか不可能な実験を行い、無人輸送機HTVの成功など我が国の宇宙工学に計り知れない経験を積ませ恩恵を与えてきた、文字通りの「きぼう」に対し、その価値をたかがビジネスになるならぬの次元で語ろうと言うのが私には理解できません。まあそこそこの成果は出ているのだし、今は撤退してまた余裕ができたらやりましょう、なんて考えてるのかもしれませんが、技術は休んだらそこで振り出しに戻ってしまい、再開などそう簡単にできるものではないことを理解していない「ビジネスマン」が多すぎるのではないでしょうか? そもそも、すぐにビジネスが成り立つなら、ほっといても民間企業が自主的に動きます。そういう即時的な期待が持てない分野だからこそ、国がわざわざ税金のうちから金を出して開発を進め、技術を磨き、いずれビジネスになる遠い将来に備えるのでしょうが。政治家の、科学技術に対する見方というか、期待する方向性が根本的に間違っているような気がしてなりません。
さて、我が体調の方は今年前半でもっとも悪化する低調期ですが、小惑星探査機「はやぶさ」の方は順調に飛行を続け、ついに、6月13日(日)23時頃、地球に帰還、小惑星「イトカワ」からの採取物を抱いているかも知れないカプセルをオーストラリアに落としてくれるのだそうです。一時は帰還自体が絶望的にも思えたこのプロジェクト、時間こそかかりましたが、ほぼ完全な形で幕を閉じてくれそうです。
13日はどんな報道体制がとられるのか知りませんが、もしオーストラリアのカプセル落下予定地点至近からの生中継とか、この帰還をリアルタイムで祝う番組が催されるのなら、久々に自らテレビの前に陣取ってもいいな、と思っております。
一方で、宇宙ステーション実験棟「きぼう」が、存続の危機に立たされているのだそうです。企業の関心が薄くて商業利用がほとんどされず、巨額の費用に見合った成果が得られないために、前原誠司・宇宙開発担当相の私的諮問機関とやらが撤退が妥当、と意見しているのだそうで、費用対効果を明らかにすべき、と提言もされるのだとか。
私などから見れば、宇宙開発のような先端科学の分野で即商売が成り立つなどと考える方がどうかしている、と思うのですが、これまでに費やした8000億円や、年間維持費400億が惜しくてたまらないヒトがいるようです。あの馬鹿げたとしか言えない「子ども手当」のわずか100分の1にも満たぬ少額で宇宙空間に地歩を築き、各種のそこでしか不可能な実験を行い、無人輸送機HTVの成功など我が国の宇宙工学に計り知れない経験を積ませ恩恵を与えてきた、文字通りの「きぼう」に対し、その価値をたかがビジネスになるならぬの次元で語ろうと言うのが私には理解できません。まあそこそこの成果は出ているのだし、今は撤退してまた余裕ができたらやりましょう、なんて考えてるのかもしれませんが、技術は休んだらそこで振り出しに戻ってしまい、再開などそう簡単にできるものではないことを理解していない「ビジネスマン」が多すぎるのではないでしょうか? そもそも、すぐにビジネスが成り立つなら、ほっといても民間企業が自主的に動きます。そういう即時的な期待が持てない分野だからこそ、国がわざわざ税金のうちから金を出して開発を進め、技術を磨き、いずれビジネスになる遠い将来に備えるのでしょうが。政治家の、科学技術に対する見方というか、期待する方向性が根本的に間違っているような気がしてなりません。