注目の京都府知事選、日本一厳しい児童ポルノ規制条例制定を公約していた現職が3期連続の当選を果たしたとのことです。まあ基本的に知事選は現職有利が相場で、投票率が41.1%では新人の出る幕は無かった、と言うよりない結果です。それに、公約もこればかりではなく、不況で悪化した府内の経済・雇用対策、医療・福祉の充実、過疎対策、地方分権の推進などごくまっとうなものもずらりと並べています。とはいえ、なんといっても東京や大阪で狼煙が上がった旬の話題ですし、出せば今ならマスコミにも大きく取り上げられて京都府の面目躍如と言うようなことにもつながるでしょうし、第一、条例そのものにはなかなか表立って反対の声をあげることもできない話であり、恐らくはごく簡単に成立してしまうことでしょう。ほぼ確実に、次の議会で諮られて即決で条例になって知事のポイントアップに貢献するんじゃないでしょうか。願わくば、せめてこの間の東京の事例を詳細に検討して、あんな風な恣意的解釈がいくらでも出来そうな条例案にだけはならないように、隣の県としては祈るばかりです。
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