かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アイスランドの火山、飛行機が飛ぶ飛ばない、だけでは済まない事態になるかもしれません。

2010-04-22 22:20:52 | Weblog
 のどの痛みはようやく和らいできていますが、まだ鼻の奥がひきつるような感覚が残り、時折鋭い痛みが走り、回復までの道は遠い、という様子です。更に、今日は昼過ぎから咳が出るようになってきました。毎日すこしずつ症状が変化していくのはみようによっては面白いのですが、せめて痛みが消えてくれないと、変化を楽しむ気分にはなかなかなれません。多分、この土日は休養のみ心がけて過ごすことになるのでしょうね。

 さて、そんな症状には厄介な気象変動が続く今年のおかしな春ですが、アイスランドの噴火は、更に輪をかけて天気をおかしくしてしまうかもしれない、という懸念が広がっているようです。つい最近では、1991年のフィリピンのピナツボ火山の噴火が影響して、1993年、日本では何時まで経っても梅雨が明けず、結局夏らしい夏の無いまま季節が過ぎて、米が凶作になり、タイ米を輸入しないとやって行けなくなったことがありました。毎日しとしと雨が降り続き、毎晩ムカデが這い出してきて困った記憶がまだ鮮明に残っています。あれと同じことが、これから起きるかもしれない、というわけです。聞くところによると、今回の噴火はなかなか収まらずに1年くらい続くだろう、なんていう話もあるようで、しばらくは冷夏や世界的な凶作、ひょっとして飢饉? なんてことも、警戒しないといけないかもしれません。我が国でも、鹿児島県桜島が例年になく活動活発で、小規模の爆発や噴煙は、既に昨年の総数を超えたのだとか。ひょっとしてひょっとしたら大正時代以来の大噴火なんてこともあったりするのかもしれません。そうなれば1,2年以内の凶作はほぼ確実。影響が我が国の農業だけにとどまるはずも無く、例えば水不足で悩むお隣の超大国など、もし凶作になったりしたら、それこそ暴動、下手すりゃ革命がおきかねない不安定状態をもたらすかもしれません。そうなったらなんとか我が国が飢えずにすんだとしても、戦火のとばっちりを食わずに済むとはとても思えず、といって戦前のように我が国も参加して各国協調進駐し、安定を計るなんてことは到底出来ないでしょうし、今や我が国は、とんでもない危地に立たされているかもしれないわけです。子ども手当やら高速道路実質値上げやら米軍基地問題やら農家戸別補償やらで右往左往するような頼りない政府を戴いている余裕は全くない緊急事態を迎えつつあると言っても過言ではないはずなのですが、政府の方々や農水省のお役人などにそのような危機感があるのかどうか。選挙に勝って国滅ぶ、なんてことのないようにして欲しいのですが。

コメント
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