かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

毒キノコが普通にお店や食卓に並びかねない時代なのでしょうか。

2010-10-06 22:02:43 | Weblog
 「はやぶさ」のカプセル内にどうやら地球外のものと思われる超微粒子が存在していた、というニュースとか、ノーベル化学賞を日本人研究者二人が受賞したとか、うれしいニュースが連日続いていますが、一方で毒キノコが堂々店先に並んで、購入してしまったお客が出た、というニュースの方にも、無視できない興味を覚えます。近所のスーパーでも、地元の農家の方の直売コーナーが設けられ、更に売り場面積が拡充されたり、国道沿いの直売所が賑わっていたりしておりますが、東京と長野のニュースも、そういうところに持ち込まれたキノコで、食用にそっくりな危険な奴が混じっていたのだそうです。買う側からしたら、日頃よく行くスーパーに並ぶ商品については、その店を信用して買うわけで、そこに毒物が並んでいる、というような認識はまずしないと思われます。買って帰ったヒトが食べる前に気づくことを祈るばかりです。
 それにしても、毒キノコ、というと、素人が山でキノコ狩りして誤って採ったり食べたりして起こるもの、という認識をしておりましたが、こうしてお店に並ぶとは実に珍しい出来事なのではないでしょうか。ためしにググッてみても、この2件の話題ばかりで、過去店売りのキノコに毒キノコが混じっていた、とか言うような話は1件しか見つかりませんでした。まあキーワードの選択が悪かったからかもしれないのでこれをもって過去ほとんど販売事故は無かった、と結論づけるのは尚早という気も致しますが、これだけ全国で直売所や直売コーナーが立ち、秋には様々なキノコが持ち込まれているというのにあまり事故らしい事故を聞かないところをみると、やっぱり珍しい出来事なのではなかろうか、と思うのです。
 このところ涼しくなって秋らしくなってきたせいか、うちの職場の近辺にも、名も知らぬ怪しげなキノコがそこかしこに生えているのが見られます。多分大抵は毒に相違あるまい、と思うのでもちろん手出しはしませんが、こう言うのをちゃんと鑑定できる知識が持てたらいいのにな、といつも思ってしまいます。他にも、食べられる野草と危険な毒草とか、触っても大丈夫な毛虫と、触ると死ぬほど痛い毛虫の見分け方とか、できたらいいな、と思うスキルは色々あるのですが、山中で仕事していてもあんまり外にでない日常では、簡単には経験値は向上しそうにありませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする