かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

デモ位粛々と落ち着いてやればと思うのですが、大陸ではアレでおとなしい方だったりするのでしょうか。

2010-10-16 22:00:00 | Weblog
 今日は一日読書作文に明け暮れました。時折お茶を入れ、トイレに立ちながら、気になっていた小説を読み、連載小説を打ち、としているうちに、いつの間にか昼が過ぎ、外が暗くなっておりました。小説の方はラストスパートというところなのですが、日頃怠け過ぎのせいか遅々として筆が進まず、書き上げるにはもう少し時間が必要なようです。明日も書き続けるとして、完成は恐らく来週になりますでしょうか。まあなんにせよゴールが具体的に見えてきた、というのは有難いことだと思います。

 さて、中国でまた反日デモとやらが繰り広げられているのだそうで、日本資本のお店やらがまた襲われたりしているとのことです。我が国で最近行われたデモや国会議員による尖閣諸島への空からの視察、などに対する反発、ということらしいですが、こちらのデモが粛々と街中を行進して演説会などを開くだけの至極おとなしいものに終始しているのに対し、向こうはやたら元気で大人気ないのは、国民性の違いというものなのでしょうか。今中国では共産党の第17期中央委員会第5回総会というビッグイベントの最中とのことで、そういうなにより安定を重視しているはずの時期に大規模デモが発生するのは異例だ、という報道を見ましたが、これは大陸情勢が想像以上に不安定化しつつある兆しなのか、はたまたデモは地方都市ばかりで、北京、上海などの目立つところでは行われず、というところから、この程度なら十分制御可能なので政府がガス抜きにやらせているのか、端から見ている限りでは何とも分かりにくい様子です。まあ私が中国に出向くことなど、仕事でもプライベートでもまずありえませんのでさして心配もしておりませんが、身近にそんな人がいるようなら、中国など行くのはやめておいたほうがいい、と言うくらいはしてあげたいと思います。
 それにしても、墨子のような素晴らしい愛の思想を説いた思想家や、韓信のように大望の為に一時の恥も甘受する度量を見せた軍人など、多くの偉人賢人を生んだ国なのに、その子孫がこの体たらくでは大国の名が無くというものではないか、と中国古代史好きの私には思えるのですが、彼ら大陸の方々は、それら先人達をどう思っているんでしょうね。一族郎党・血のつながりをとにかく大事にする人達と聞いていますから、ご先祖様のこともさぞ大事にしているんじゃないか、と思えるのですが。

コメント
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