かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

我が国では未曾有のデモ行進が報道されない不思議。

2010-10-04 20:30:56 | Weblog
 連載小説もようやくここまできたか、という感じがいたします。今回の敵役である新あっぱれ4人組(旧あっぱれシスターズ)の正体については、設定最初期の段階では考えておりませんでした。ただ、私は原作重視の立場から、自分の同人小説で、勝手に新たなレギュラー、もしくは複数回にまたがって登場しかねないような準レギュラーはなるべく作らず、新キャラは一回使いきりを心がけていたため、ここで彼女らを敵役に定めた以上、どうしても消えてもらう必要がありました。と言って小学生を死なせるのはさすがに心苦しい。というわけで、色々考えた末、このような設定にした次第です。ただ、まだラストまでは一捻りするつもりでおりますので、今正体がバレたからと言って話がすんなり終わるわけではありません。なにはともあれ、いよいよ最終決戦の時。秋のうちに全てのケリをつけるつもりです。

 さて、ネットで見て始めて知ったのですが、東京で大規模なデモがあったそうですね。尖閣諸島での問題に対する内閣の対応ぶりに業を煮やした市民が、東京・渋谷に集結し、およそ2時間にわたって行進、怒りのシュプレヒコールをあげて、中国や内閣を批判したそうです。その数約2600人。ロイターやCNNなどの著名海外メディアでも取り上げられ、世界的な反響が広がったそうなのですが、なぜか日本の報道機関は全く報じていなかったというのが、まことにもって奇妙奇天烈な感じを覚えました。
 渋谷といえば天下の公共放送のお膝元。ネットニュースによるとその直下も練り歩いたそうですから、少なくとも我が国を代表する報道機関は眼下にその光景を見ていたと思われます。それで何の反応も示さないというのも奇異な話で、これは一体どうしたことなのか、私にはワケが分かりません。単にあまりに突然の動きで対応が間に合わなかったのか、あるいは何か意図するところがあって無視することに決めたのか。外交判断まで下す地方検察といい、例の衝突ビデオの公開を渋る政府といい、妙に反応の鈍いマスコミといい、今、我が国の中枢は全くのまひ状態なのか、はたまた怪しげでけしからぬ思惑が渦巻く魔の都と化してしまったのか。田舎でネットの情報を渉猟しているだけでは見えない何かが、今の都会にはあるようです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする