かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

遺伝子組み換えを巡る2つのニュースを拾いました。

2010-10-07 22:46:05 | Weblog
 なんだか先々日から右手小指の先が妙に痛くて悩ましい限りです。痛みの状況からみると、引き戸の類で挟んだか誤って金槌で打ってしまったか、要するに爪の上から強い圧迫を加えたかのような痛みが続いているのですが、ではそんな事故があったかというと全く記憶になく、一昨日突然、気がついたら指が痛くなっていた、という不思議な状況です。ひょっとしてひょっとしたら、実は何かやって指に打撃を与えたのにすっかりそれが記憶から飛んでいたりするのではないか、と疑っているのですが、いくらなんでもこれほど長引く痛みを与えるような衝撃で、記憶が全くない、というのもありえなさそうな話とも思います。
 いずれにしても原因を探りようもないので一刻も早く痛みが引いてくれるのを願っているのですが、なんとなく、しばらく続きそうな予感も致します。

 さて、海外のニュースを渉猟していましたら、遺伝子組み換え関連で二つの記事が引っかかりました。一つは、アメリカの食品医薬品局(FDA)が、遺伝子組み換えサケの安全性問題などの検討をしているとのニュースです。アクアバウンティ・テクノロジーズ社という会社が開発したサケで、その名も「アクアアドバンテージ」。なんでも、太平洋産のキングサーモンの成長遺伝子を導入して、生長期間を半分に短縮したサケなのだそうです。もちろん人間の食用に作られたわけですが、もし認可された場合、初の遺伝子組み替え食用動物になるのだそうです。
 植物では、既に大豆やトウモロコシなど遺伝子組み換え作物が利用されていますが、動物ではまだ食用で遺伝子組み換えは実用化されていなかったのですね。私は遺伝子組み換えに不安はありませんし、多分この検査も特に問題なく認可されることになるんじゃないか、と楽観的に予測しているのですが、世の中には遺伝子組換えなどまかりならん!という考えもあること位は知っています。でも、海外だとなかなか過激な行動に出るものらしく、もうひとつのニュースは、ちょっと古くて8月の話ですが、フランス農学研究所を、遺伝子組み換え作物に反対する活動家グループが襲撃、100万ユーロに上る大損害を与えたのだそうです。「自発的な収穫者たち」というグループ約70人が、70本のブドウの木を抜いてバラバラに切り刻んだのだそうで、警察は約60人を拘束したとのことです。デモくらいならまあありうるとは思うのですが、市民団体が政府機関に殴り込みをかけ、暴力を振るうというのは、さすがに我が国ではなかなか考えられないのではないでしょうか?
 それにしても、なんでこんなに遺伝子組換えを目の敵にするのでしょう? 宗教的な譲れない一線でもあるんでしょうか?

コメント
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