昨日昼間の大風は、夜には収まるだろうと楽観的に考えておりましたら、全くそんなことはなくて、一晩中吹き荒れていたようです。まあ風が強いくらいなら別に気にもならなかったのでしょうが、近所の家のどこかの扉らしきものが風邪に煽られて一晩中バタンバタン!とうるさく鳴り続けていたために、それが耳についてほとんど眠ることができませんでした。まあ夢を2つほど観て、朝はそれなりにすんなり起きられましたから、3時間や4時間は眠ることもできたのでしょう。おかげで今は眠くてしょうがないです。今夜は多分、すんなりと熟睡できることでしょう。
その夢ですが、残念ながらどんな内容か忘れてしまいました。結構動きのあるドラマちっくな内容だったようで、午前中はまだ記憶も残っていたのですが、今は何も思い出せません。メモでもとっておけば良かった、と後悔しています。
さて、遺伝子検査が病気予測に役立つ、というのは、現時点では過大評価だ、という話が、アメリカの研究者から提出されたそうです。今世紀中に、個人の遺伝子情報を基に指導や予防治療を行う「テーラーメイド医療」が実用化される、という期待があったのですが、そんな期待に水を差された格好になります。
何でも、薬の副作用の有無とかよく効きそうな薬の種類の見分けなどを予測するヒントとしては使えそうですが、例えば「がん」のような病気を予測するのはずっと難しく、簡単にはいかないのだそうです。確かに言われてみれば、病気の発症原因として遺伝子配列はもちろん意味がある情報だとしても、実際にはもっと他に、煙草や酒を飲むか、朝晩メリハリある生活をしているか、運動はしているか、塩分を取り過ぎてないか、脂肪を取り過ぎてないか、肉ばかり食わずに魚や野菜果物などを食べているか、というような生活習慣や、水や空気の綺麗さ、暑さ寒さというような生活環境によって大きく左右されるわけで、遺伝子を読み取ったから病気の全てが分かるかのような幻想は、あまりにも期待をかけ過ぎだという話には納得できるものがあります。更に、遺伝子情報自体も、ある病気がある特定の遺伝子の働きで決定づけられているような場合ならわかりやすいでしょうが、実際には多くの遺伝子が相互作用的に動いて複雑な反応を示しつつある方向に全体として動いていく、というような場合が病気に限らず多いわけで、それら複雑な相互連携を解析して理解するほどには、まだ遺伝子情報の利用技術は進んでいない、という問題もあります。もっともこちらの方は、コンピューターの急速な進歩に支えられて、統計解析技術が進化し、かつては到底扱いきれなかった膨大な情報から必要な連立方程式を汲み出す手法が編み出されてきていますから、いずれその発展の先に、遺伝子情報の多重解析が実現する時が必ず来るはずです。
現状に過剰な期待をかけるのはただ幻滅を呼ぶだけですが、いずれその期待に追いつくほどに技術のほうが進んでくる、と期待するのは間違ってないと私は思います。
その夢ですが、残念ながらどんな内容か忘れてしまいました。結構動きのあるドラマちっくな内容だったようで、午前中はまだ記憶も残っていたのですが、今は何も思い出せません。メモでもとっておけば良かった、と後悔しています。
さて、遺伝子検査が病気予測に役立つ、というのは、現時点では過大評価だ、という話が、アメリカの研究者から提出されたそうです。今世紀中に、個人の遺伝子情報を基に指導や予防治療を行う「テーラーメイド医療」が実用化される、という期待があったのですが、そんな期待に水を差された格好になります。
何でも、薬の副作用の有無とかよく効きそうな薬の種類の見分けなどを予測するヒントとしては使えそうですが、例えば「がん」のような病気を予測するのはずっと難しく、簡単にはいかないのだそうです。確かに言われてみれば、病気の発症原因として遺伝子配列はもちろん意味がある情報だとしても、実際にはもっと他に、煙草や酒を飲むか、朝晩メリハリある生活をしているか、運動はしているか、塩分を取り過ぎてないか、脂肪を取り過ぎてないか、肉ばかり食わずに魚や野菜果物などを食べているか、というような生活習慣や、水や空気の綺麗さ、暑さ寒さというような生活環境によって大きく左右されるわけで、遺伝子を読み取ったから病気の全てが分かるかのような幻想は、あまりにも期待をかけ過ぎだという話には納得できるものがあります。更に、遺伝子情報自体も、ある病気がある特定の遺伝子の働きで決定づけられているような場合ならわかりやすいでしょうが、実際には多くの遺伝子が相互作用的に動いて複雑な反応を示しつつある方向に全体として動いていく、というような場合が病気に限らず多いわけで、それら複雑な相互連携を解析して理解するほどには、まだ遺伝子情報の利用技術は進んでいない、という問題もあります。もっともこちらの方は、コンピューターの急速な進歩に支えられて、統計解析技術が進化し、かつては到底扱いきれなかった膨大な情報から必要な連立方程式を汲み出す手法が編み出されてきていますから、いずれその発展の先に、遺伝子情報の多重解析が実現する時が必ず来るはずです。
現状に過剰な期待をかけるのはただ幻滅を呼ぶだけですが、いずれその期待に追いつくほどに技術のほうが進んでくる、と期待するのは間違ってないと私は思います。