かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ヤマトが観られる都会は実に羨ましいですが、最近は待つことにも慣れてきました。

2012-04-19 22:12:57 | Weblog
 昨日は自分ではそれなりにシャン、としているつもりでしたが、体は正直なもので、ブログ書き込み終了後、ほとんど滑りこむようにして布団に潜り込み、そのまま瞬く間に眠りの園に迎え入れられました。年々アルコールには弱くなっているような気がしないでも無いですが、リミッターがあるおかげか二日酔いに悩まされることもとんと無くなり、その点は有り難いと思っております。

 さて、宇宙戦艦ヤマト2199、ついに映画館で公開されたとのことですが、田舎では上映されている最寄りの映画館も遥か遠く、この機会に足を伸ばして、と言うとちょっとした小旅行になってしまいます。いくら好きでも流石に今それだけの贅沢をする余裕もありませんので、指を加えてご覧になられた方々の感想を読み耽るばかりです。
 総じて言えそうなのは、期待通りなかなかの出来栄えらしい、ということのようです。ネットで公開されたデモ・ムービーのクオリティは本編でもそのまま維持されたようで、まずは祝着、と拍手しておきましょう。物語としては、旧作のエピソードや描き方についてファン心をくすぐるようにきっちり踏襲しつつ、今風の解釈で足し込んだ設定やらキャラやらが良い感じに溶け合っているようで、温古知新を地で行くアニメになっているように感じられます。
 公式等で公開されている情報を観てみますと、デスラー総統始めとするガミラスの人々の名前が、ファーストネーム付きになっていたり、冥王星前線基地の兵士が司令以下非征服民による部隊になっていたり(まるで元寇の高麗軍のよう)、かなりきめ細かに設定が詰められているようです。
 今後、旧作が映し、我々が熱狂したエピソードが次々とリメイクされていくことになるのでしょうが、最後までこのクオリティを維持して、新たな興奮に我々を叩きこんでいただきたいものです。
 それにしても、若いころなら是が非でも観なくちゃ気がすまなかったと思うのですが、今は「待てばいいや」と思えるようになっていました。けして期待が薄れているわけではなくて、期待を膨らませつつワクワクして待てる様になったのでしょう。その良し悪しは判断つきかねますが、楽しみな時間を長く維持できるというのは、それはそれで幸せなのだろうとは思います。

コメント
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