今日は職場の歓送迎会でした。それなりにセーブしたつもりではありますが、それでも普段の宴会よりかなり多めに飲んでいますので、今は気持ち良い酩酊状態ですが、明日朝に残らないかが不安でもあります、と言いつつ、全然不安など感じてはいないのですが、多分明日になって後悔することになるのでしょう。全く、困ったものです。
さて、そんな状態なのであんまりまともなことも書けないはずですが、気になるニュースを見かけたので、記録くらいはしておきましょう。
それは、花粉症の原因のタンパク質を解明した、という研究成果発表です。タンパク質の名前はインターロイキン33。免疫機構に関連するタンパク質だそうで、花粉症を発症しているヒトには、通常の数倍の発現をしているのだとか。動物実験によると、このタンパク質を作らないように遺伝子操作したマウスに、強制的に花粉症症状を起こす薬品を作用させた所、普通に花粉症のマウスに比べてくしゃみの回数が1/3、鼻づまりの際に鼻の粘膜に集まってくる免疫細胞の数も、通常の半分から5分の1に減少していたとのことです。将来、このインターロイキン33を作らせないようにする薬が開発されれば、花粉症の悩ましい症状は大きく改善されることが期待できる結果です。
とは言え、実用化までのハードルは高く、ゴールまでの距離は果てしなく遠いです。薬の開発、効果や安全性のチェック、量産化、と、ヒト用に作っていかねばならないのですから。それに、インターロイキン33の役割はまだよくわかっていないところも多いのだそうです。また、この種のタンパク質は他のタンパク質と共同して違う作用を制御していたりする事があるそうで、そうなると、本当にこのインターロイキン33だけ作れなくしたり量を激減させたりして、他の所で思わぬ弊害が出てこないのか、という素人心配もしてみたくなります。あと、根本的には花粉を人体にあだなす異物として免疫系が認識するからこそ花粉症になったりするわけなので、出来ればそういう誤認識を矯正するような事ができるようにしてもらったほうがありがたいかな、という気も致します。
まあ何れにしても実用化までにはまだまだ研究が続くのでしょうし、花粉症の特効薬として出てくる日を待ちつつ、続報に期待したいと思います。
さて、そんな状態なのであんまりまともなことも書けないはずですが、気になるニュースを見かけたので、記録くらいはしておきましょう。
それは、花粉症の原因のタンパク質を解明した、という研究成果発表です。タンパク質の名前はインターロイキン33。免疫機構に関連するタンパク質だそうで、花粉症を発症しているヒトには、通常の数倍の発現をしているのだとか。動物実験によると、このタンパク質を作らないように遺伝子操作したマウスに、強制的に花粉症症状を起こす薬品を作用させた所、普通に花粉症のマウスに比べてくしゃみの回数が1/3、鼻づまりの際に鼻の粘膜に集まってくる免疫細胞の数も、通常の半分から5分の1に減少していたとのことです。将来、このインターロイキン33を作らせないようにする薬が開発されれば、花粉症の悩ましい症状は大きく改善されることが期待できる結果です。
とは言え、実用化までのハードルは高く、ゴールまでの距離は果てしなく遠いです。薬の開発、効果や安全性のチェック、量産化、と、ヒト用に作っていかねばならないのですから。それに、インターロイキン33の役割はまだよくわかっていないところも多いのだそうです。また、この種のタンパク質は他のタンパク質と共同して違う作用を制御していたりする事があるそうで、そうなると、本当にこのインターロイキン33だけ作れなくしたり量を激減させたりして、他の所で思わぬ弊害が出てこないのか、という素人心配もしてみたくなります。あと、根本的には花粉を人体にあだなす異物として免疫系が認識するからこそ花粉症になったりするわけなので、出来ればそういう誤認識を矯正するような事ができるようにしてもらったほうがありがたいかな、という気も致します。
まあ何れにしても実用化までにはまだまだ研究が続くのでしょうし、花粉症の特効薬として出てくる日を待ちつつ、続報に期待したいと思います。