今日は朝から蒸し暑い一日の始まりでしたが、昼前に次々と東南から雷雲が流れ込み、夕立のような激しい雨が降っては止む難儀な一日になりました。朝、日射のきつさに職場の駐車場で車の窓を全開にしておいたものですから、危うく座席をびしょぬれにしてしまうところでした。降り始めですぐに気がつき、慌てて走って事なきを得ましたが、もし出かけていたりしたら大変な目に遭うところでした。明日も大気は不安定でにわか雨の心配が必要な1日になるらしいので、何はともあれ気をつけると致しましょう。
さて、8月はいよいよ「宇宙戦艦ヤマト2199」の最後の1章が上映される待ちに待った月で、毎日公式サイトを観に行っては、最終章のPVが出てないかチェックしたり落ち着かない日々を過ごしておりますが、テレビ放映もとうとう第6章まで来ましたね。個人的にはこの5章の最後、一万隻のガミラス艦隊でひしめくバラン星で炸裂した「沖田戦法!」が、第6章の七色星団決戦をわずかに抑えて一番の燃えどころだと思っています。
旧作のバラン星が、ドメル将軍の仕掛けた人工太陽落としをデスラーが差し止め、その隙にヤマトが波動砲一閃!で片付けるという消化不良気味の戦いだったのに対し、今回の1対1万の対決は、旧作の子供心に感じた消化不良感を一挙に解消し、まさにこれをこそ見たかった! と快哉を上げたくなる渾身の出来でした。実際に、映画館で見た時も思わず手に汗にぎり、感嘆のあまりうなり声が漏れるのをいかんともし難かったのを思い出します。ヤマトがいったんバラン星に堕ちてゼーリックが快哉を上げた途端に暗殺されたはずのデスラー総統が現れ、暗殺の首謀者ゼーリックをゲールが射殺、という虚を突いてヤマトが再浮上して一挙に次のジャンプゲート前に到達、反転して波動砲発射、バラン星を吹き飛ばしてガミラス艦隊を殲滅、なんて、いくらなんでもご都合主義に過ぎると思わないでもありませんが、これだけ熱く燃える展開にされては非難する方が間違っていると申せましょう。しかもこのお話のおかげで、次の七色星団でどうしてドメル将軍が空母4杯なんて言う中途半端な戦力でヤマトとの決戦に出てきたのかが余すところなく語られたのがまた素晴らしいところでした。
次の第6章第1話こと第19話「彼らは来た」も、ガミラスの内情がきっちり描かれた佳作だと思います。ヤマトの一撃で主力艦隊が激減し、しかも遠いバラン星に置き去りにされてしまったにも関わらず、手駒を供出しようとしない親衛隊、それをデスラーもとがめようとしませんし、冒頭の虚無的な独り言も含め、今回のデスラーはどうも政治に倦んでいるというか、どこか暗い影を引きずっているのが印象的です。でも、年寄りと少年、他星人の寄せ集めというドメル麾下の兵士達の士気は高く、高らかに奏でるガミラス国歌の響きや艦橋のアンテナをくるくる回して、いかにもこの艦が生きているというか、存在感をいや増しに増して重々しく離床して行く空母群の描かれようが見事でした。ところであの国歌、カラオケに入ってくれないでしょうか? 是非一度歌ってみたいのですが。大勢で合唱できればもっと楽しそうですが、さすがにそれは無理っぽいか。
さて、次の七色星団もドメルと沖田、智将同士の鬼気迫るせめぎ合いが見物なのですが、テレビでは1週休みだそうですね。既に映画で結末を知る者としても何とももどかしい2週間になりそうですが、それだけ待てば直に第7章上映の日になりそうですし、熱い8月をますますヒートアップさせるヤマトの活躍に胸躍る夏を堪能できそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
さて、8月はいよいよ「宇宙戦艦ヤマト2199」の最後の1章が上映される待ちに待った月で、毎日公式サイトを観に行っては、最終章のPVが出てないかチェックしたり落ち着かない日々を過ごしておりますが、テレビ放映もとうとう第6章まで来ましたね。個人的にはこの5章の最後、一万隻のガミラス艦隊でひしめくバラン星で炸裂した「沖田戦法!」が、第6章の七色星団決戦をわずかに抑えて一番の燃えどころだと思っています。
旧作のバラン星が、ドメル将軍の仕掛けた人工太陽落としをデスラーが差し止め、その隙にヤマトが波動砲一閃!で片付けるという消化不良気味の戦いだったのに対し、今回の1対1万の対決は、旧作の子供心に感じた消化不良感を一挙に解消し、まさにこれをこそ見たかった! と快哉を上げたくなる渾身の出来でした。実際に、映画館で見た時も思わず手に汗にぎり、感嘆のあまりうなり声が漏れるのをいかんともし難かったのを思い出します。ヤマトがいったんバラン星に堕ちてゼーリックが快哉を上げた途端に暗殺されたはずのデスラー総統が現れ、暗殺の首謀者ゼーリックをゲールが射殺、という虚を突いてヤマトが再浮上して一挙に次のジャンプゲート前に到達、反転して波動砲発射、バラン星を吹き飛ばしてガミラス艦隊を殲滅、なんて、いくらなんでもご都合主義に過ぎると思わないでもありませんが、これだけ熱く燃える展開にされては非難する方が間違っていると申せましょう。しかもこのお話のおかげで、次の七色星団でどうしてドメル将軍が空母4杯なんて言う中途半端な戦力でヤマトとの決戦に出てきたのかが余すところなく語られたのがまた素晴らしいところでした。
次の第6章第1話こと第19話「彼らは来た」も、ガミラスの内情がきっちり描かれた佳作だと思います。ヤマトの一撃で主力艦隊が激減し、しかも遠いバラン星に置き去りにされてしまったにも関わらず、手駒を供出しようとしない親衛隊、それをデスラーもとがめようとしませんし、冒頭の虚無的な独り言も含め、今回のデスラーはどうも政治に倦んでいるというか、どこか暗い影を引きずっているのが印象的です。でも、年寄りと少年、他星人の寄せ集めというドメル麾下の兵士達の士気は高く、高らかに奏でるガミラス国歌の響きや艦橋のアンテナをくるくる回して、いかにもこの艦が生きているというか、存在感をいや増しに増して重々しく離床して行く空母群の描かれようが見事でした。ところであの国歌、カラオケに入ってくれないでしょうか? 是非一度歌ってみたいのですが。大勢で合唱できればもっと楽しそうですが、さすがにそれは無理っぽいか。
さて、次の七色星団もドメルと沖田、智将同士の鬼気迫るせめぎ合いが見物なのですが、テレビでは1週休みだそうですね。既に映画で結末を知る者としても何とももどかしい2週間になりそうですが、それだけ待てば直に第7章上映の日になりそうですし、熱い8月をますますヒートアップさせるヤマトの活躍に胸躍る夏を堪能できそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)