今日は月例カラオケの日でしたが、時折驟雨が襲ってくるかなり良くないコンディションの日で、奈良県にも大雨洪水警報が発令されたりもしました。まあ余程の事が無い限りカラオケ屋さんも休む事は無いのでそのまま決行されましたが、短時間ながら所々道路も冠水したところが出るなど結構大変なスタートになりました。ところが、夕方まで歌って、明日早朝から少々用事があったせいで名残惜しくも中座してみると、あれほど荒れ狂った雨風がすっかり失せ、晴れ間すらのぞいておりました。日差しが戻ってきていたのでこれは蒸し暑くなるかと思いきや、案外空気は冷たく、夜には窓を開けていると薄着では肌寒さを覚えるほどに気温が下がってきました。いずれまた残暑が戻ってくるのでしょうが、しばらくはこの涼しさを味わう事ができそうです。
さて、福祉までの原発事故について業務上過失致死傷等の容疑で告訴・告発されている、菅直人元首相他40名ほどの全員を不起訴とする事に、検察当局が決定されたそうです。津波と事故の発生を事前に予測し、対策を施すのは困難だったという判断とのことですが、告訴人らは検察審査会に審査を申し立てる方針とのことで、強制起訴すべきかどうかを市民が判断することになるそうです。
問われる責任は、まず約15メートルの津波を予測できたか、そして、震災後の対応に問題はなかったかの2点ですが、基本、この手の事故原因等の調査に刑事責任を問うこと自体に疑問を持つ私としては、起訴だの不起訴だのを検討した事そのものに色々思う事がある訳ですが、ただ、それはあくまできっちりと客観的かつ細大漏らさず事故に関する調査がなされ、全てが公開されることが前提ですから、今回のような状況では、刑事裁判もやむなしなのか、と思わざるを得ない気もします。とはいえ、そもそも事故の案件を裁判沙汰などにしたりするから口をつぐむ者も出てくるとも言える訳ですから、この話はどうしても堂々巡りの千日手にならざるを得ない気がします。
ただ、一つ言えそうなのは、仮に本件に関して刑事罰等が科せられないとして、元首相殿が殊勝にも自らのミスを真摯に反省して次世代のために己の過ちを細大漏らさず告白し記録に残す事を許すだろうかと考えると、あの自己弁護に終始する姿を見る限りではちょっとそれはあり得なさそうです。つまり、その虚栄心にまみれた自己弁護の鎧を引っぱいで、あの時官邸で本当に起こった事、その起こった事がどれだけ事態の混迷に寄与したのか、などなどを明らかにするには、それなりの強制力を伴う何らかの措置が必要とされると考えるのは自然です。ただ強制起訴にそれだけの力があるかどうか、というのはまた別の疑問にもなります。
どうも今ひとつはっきりしない感のあるあの一連の出来事ですが、本当の事が明るみになる日が来るのかどうか、かなり悲観的ではありますが、この際司法の力に期待せざるを得ないのかもしれないというのも少々残念ではあります。
さて、福祉までの原発事故について業務上過失致死傷等の容疑で告訴・告発されている、菅直人元首相他40名ほどの全員を不起訴とする事に、検察当局が決定されたそうです。津波と事故の発生を事前に予測し、対策を施すのは困難だったという判断とのことですが、告訴人らは検察審査会に審査を申し立てる方針とのことで、強制起訴すべきかどうかを市民が判断することになるそうです。
問われる責任は、まず約15メートルの津波を予測できたか、そして、震災後の対応に問題はなかったかの2点ですが、基本、この手の事故原因等の調査に刑事責任を問うこと自体に疑問を持つ私としては、起訴だの不起訴だのを検討した事そのものに色々思う事がある訳ですが、ただ、それはあくまできっちりと客観的かつ細大漏らさず事故に関する調査がなされ、全てが公開されることが前提ですから、今回のような状況では、刑事裁判もやむなしなのか、と思わざるを得ない気もします。とはいえ、そもそも事故の案件を裁判沙汰などにしたりするから口をつぐむ者も出てくるとも言える訳ですから、この話はどうしても堂々巡りの千日手にならざるを得ない気がします。
ただ、一つ言えそうなのは、仮に本件に関して刑事罰等が科せられないとして、元首相殿が殊勝にも自らのミスを真摯に反省して次世代のために己の過ちを細大漏らさず告白し記録に残す事を許すだろうかと考えると、あの自己弁護に終始する姿を見る限りではちょっとそれはあり得なさそうです。つまり、その虚栄心にまみれた自己弁護の鎧を引っぱいで、あの時官邸で本当に起こった事、その起こった事がどれだけ事態の混迷に寄与したのか、などなどを明らかにするには、それなりの強制力を伴う何らかの措置が必要とされると考えるのは自然です。ただ強制起訴にそれだけの力があるかどうか、というのはまた別の疑問にもなります。
どうも今ひとつはっきりしない感のあるあの一連の出来事ですが、本当の事が明るみになる日が来るのかどうか、かなり悲観的ではありますが、この際司法の力に期待せざるを得ないのかもしれないというのも少々残念ではあります。
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