かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ついに、チューブの中を超高速で走る未来の列車が実現するのか?!

2013-08-13 21:29:52 | Weblog
 昼間は相変わらず大変な暑さですが、日が落ちてから翌朝まではかなり涼しさを感じられるくらいになってきました。そういえば、昨日ツクツクボウシが鳴いているのを今年初めて確認しました。数日前から、下手くそだけれども多分あれはツクツクボウシだろうな、と思っていたのですが、これで間違いなく確認が取れました。去年の初鳴き確認が8月17日でしたから、去年よりは5日ほど早い鳴き始めです。ツクツクボウシの声を聞くと、夏もピークを過ぎたと感じられますが、ひょっとして今年は案外この後の暑さは早めに終息したりするんでしょうか? それなら実にうれしいのですが、週末までと言われているこの暑さの後どうなるか、注目していましょう。

 さて、そんな夏の不快な暑さと違い、魂を熱くしてくれる面白いニュースを読みました。
 電気自動車メーカー、テスラ・モーターズと宇宙開発企業スペースXのCEOイーロン・マスク氏が、気圧を低くしたトンネルの中を走る超高速列車構想を公開しました。その速度はマッハ0.91! 時速1220キロと言いますから、新幹線の4倍、リニアモーターカーの2.5倍ほどの超スピードです。トンネルの中を「走る」列車、それすなわち昭和の時代に描かれた未来絵図の「透明なチューブを走るアレそのものじゃないですか! 21世紀も13年を経て、ようやく「現実」が「未来」に追いついてくるんですね。
 もっともマスク氏は自分でこのシステムを建設する予定は今のところ無いのだそうです。ただ、「デモンストレーション用の試作機を作りたい気持ちはある」と記者会見で語っておられるので、近い将来ひょっとしたら未来絵図が3Dで確認できるようになるかもしれません。

 それにしても、いっそリニアモーターカーも減圧して加速するような実験をしてみてはどうでしょうか? マスク氏の未来列車は空力的な設計で低気圧の中でも空気を捕まえて浮くという飛行機に近い動作で摩擦低減を計っているそうですが、強い磁力で浮くリニアなら空力で浮力を生む必要はありませんし、その気になれば超低気圧な環境にして、それこそ超音速も夢では無くなるでしょう。それを現実にどう実現するかは課題ではありますが、現在計画されているリニアだってかなりの部分トンネルみたいですし、それならいっそトンネルの一部区間だけでもちょっとだけ減圧するくらいはしてみても良いのではないか、と思います。

 まあいずれにしても、後はこうなると欲しいのは空を飛ぶ車ですね。一応自動車に羽根を付けて空を飛べるようになりました、というようなものはあるにはありますが、あれは自動車というより不格好な飛行機ですし、もっと流線型でバブルキャノピーでどうやって浮いているのかよく判らないようなシステムで縦横無尽に飛び回る、そんな未来の車を実現して欲しいです。
マスク氏は、自身がこのシステムを建設する予定は今のところなく、誰もが自由に利用できる「オープンソースデザイン」としてこの構想を提供すると先週に述べていたが、12日に行った電話記者会見では、「少なくともデモンストレーション用の試作機を作りたい気持ちはある」と語っている。

コメント
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