今日はなんとか昼から休みが取れたため、思い切って「宇宙戦艦ヤマト 第7章 そして艦は行く」を観に大阪まで行ってきました。
前回の6章が、サレザー恒星系にワープアウトした直後に襲い来るデスラー砲の猛撃にヤマトの運命やいかに?! というところで終わり、という何とも参ったところで映画館をオン出されてしまったので、果たしてあれから一体どうなったのか、大変に気になっておりました。その疑問は恒例の冒頭数分先行公開によって氷解した訳ですが、映画館の大画面とクリアな音響で改めて見て、その迫力に手に汗を握りました。そして新首都第2バレラスから切り離されて、首都に向けて落下する633工区と言う名の「遊星爆弾」。先行公開ではここまででしたが、一体こんなのどう処理するのだろう、と思っておりましたら、なるほど、という形でうまくまとめておりました。しかも、旧作であったガミラス人殲滅もまあそれなりに処理して、お話のつじつまを合わせてくださいました。
ネタバレは避けたいのでこれ以降は単なる印象の羅列になってしまいますが、総じてまずまずの最終話だったのではないか、と言う気が致しました。ただ、第5章の敵中突破や第6章の七色星団決戦がとにかく熱かったために、最終章はそれらに比べると少々ぬるい気がしないでもありませんでした。でもこれはお話の進行との兼ね合いもありますから致し方ないところではありますね。旧作の古代守を今回どう扱うのか、とか、デスラー最後の戦いをどうするのか、とか、それを巡って一度は死んだ森雪を今回はどう料理するのだろうか、とか、旧作ファンとしては色々と気になるところも満載でしたが、まあ毎度の事ながら少々ご都合主義が過ぎるのではないか? とは感じつつも、まあ無難にまとめてくださったと思います。
あと、随所に製作進行が切羽詰まっていたんだな、というのがよく判るシーンが結構あちこちに出てきます。個人的には、公開が遅れても完成度を上げて観たかったと思いますが、いずれ修正版がDVD等で出てくるのでしょうし、今のアニメ制作の状況からすればこれも致し方のないところなのでしょう。
しかし、最後に当たり前なのですが次回の予告が出ないのを観て、とうとう終わったんだな、と感慨を新たに致しました。できればヤマト帰還後のクルーの日常などの後日潭を少し見せてもらいたいという気がしましたが、いずれOVAでやってくれたりしないものでしょうか?
何にせよ、これでヤマトの旅が終わりました。続編はあればうれしいですが、あえて作る必要も無いかとも今は感じています。波動砲を敵に向けてバカスカ撃ちまくるヤマト2では、折角の今回の余韻が台無しになってしまいますし。その辺もきれいに処理して、と言うのなら観てみたい気もしますが、本当に観たいのは「アンドロメダ」の勇姿だけだったりするので、やっぱり後日潭作って、その中で、地球人の技術だけで作り出した恒星間航行艦、とか言うような設定で出してもらえたら言う事無しですね。
最後に、1年以上に渡って楽しいひと時を下さった製作スタッフの皆さんに御礼申し上げます。これからも、素晴らしい作品を創って楽しませてくださる事を期待しています。
前回の6章が、サレザー恒星系にワープアウトした直後に襲い来るデスラー砲の猛撃にヤマトの運命やいかに?! というところで終わり、という何とも参ったところで映画館をオン出されてしまったので、果たしてあれから一体どうなったのか、大変に気になっておりました。その疑問は恒例の冒頭数分先行公開によって氷解した訳ですが、映画館の大画面とクリアな音響で改めて見て、その迫力に手に汗を握りました。そして新首都第2バレラスから切り離されて、首都に向けて落下する633工区と言う名の「遊星爆弾」。先行公開ではここまででしたが、一体こんなのどう処理するのだろう、と思っておりましたら、なるほど、という形でうまくまとめておりました。しかも、旧作であったガミラス人殲滅もまあそれなりに処理して、お話のつじつまを合わせてくださいました。
ネタバレは避けたいのでこれ以降は単なる印象の羅列になってしまいますが、総じてまずまずの最終話だったのではないか、と言う気が致しました。ただ、第5章の敵中突破や第6章の七色星団決戦がとにかく熱かったために、最終章はそれらに比べると少々ぬるい気がしないでもありませんでした。でもこれはお話の進行との兼ね合いもありますから致し方ないところではありますね。旧作の古代守を今回どう扱うのか、とか、デスラー最後の戦いをどうするのか、とか、それを巡って一度は死んだ森雪を今回はどう料理するのだろうか、とか、旧作ファンとしては色々と気になるところも満載でしたが、まあ毎度の事ながら少々ご都合主義が過ぎるのではないか? とは感じつつも、まあ無難にまとめてくださったと思います。
あと、随所に製作進行が切羽詰まっていたんだな、というのがよく判るシーンが結構あちこちに出てきます。個人的には、公開が遅れても完成度を上げて観たかったと思いますが、いずれ修正版がDVD等で出てくるのでしょうし、今のアニメ制作の状況からすればこれも致し方のないところなのでしょう。
しかし、最後に当たり前なのですが次回の予告が出ないのを観て、とうとう終わったんだな、と感慨を新たに致しました。できればヤマト帰還後のクルーの日常などの後日潭を少し見せてもらいたいという気がしましたが、いずれOVAでやってくれたりしないものでしょうか?
何にせよ、これでヤマトの旅が終わりました。続編はあればうれしいですが、あえて作る必要も無いかとも今は感じています。波動砲を敵に向けてバカスカ撃ちまくるヤマト2では、折角の今回の余韻が台無しになってしまいますし。その辺もきれいに処理して、と言うのなら観てみたい気もしますが、本当に観たいのは「アンドロメダ」の勇姿だけだったりするので、やっぱり後日潭作って、その中で、地球人の技術だけで作り出した恒星間航行艦、とか言うような設定で出してもらえたら言う事無しですね。
最後に、1年以上に渡って楽しいひと時を下さった製作スタッフの皆さんに御礼申し上げます。これからも、素晴らしい作品を創って楽しませてくださる事を期待しています。