かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

この猛暑、一体どれほど影響が広がるのでしょう。

2013-08-07 20:45:32 | Weblog
 ずっと暑い暑い言っている気がするこの夏ですが、立秋の今日、20日頃まで猛暑が続く見込み、という予報が出ました。ざっと2週間苛烈な熱射に耐えねばならないとは、中々に過酷な夏の盛りです。暑いのも大変ですが、雨が降らないので各地の水源がかなり枯渇してきています。奈良県の大滝ダムは貯水率24.5%しか水が溜まっていませんし、四国の早明浦ダムも50%近くまで落ちてきています。この調子だと夏の終わり頃にはもう台風頼みになってしまうかもしれません。ゲリラ豪雨は困りますが、街中じゃなくて水源地に降ってくれるなら今はある程度は歓迎できそうです。
 水が少ないためか? と言われているのが淀川水系の鮎で、産卵のために川を遡上してくる鮎が今年は激減しているのだそうです。昨年の約163万匹から約3万匹、2%弱と言いますから驚きです。動物や昆虫は年によってやたら増えたり減ったりするのは割と良く聞く話ですが、これだけ減ってしまうと次の世代が圧倒的に少なくなり、その次の世代にまで影響が及ぶかもしれない、と憂慮されています。鮎を餌にしている動物がどれだけいるのか判りませんが、それらへの影響も地味に出てくる事でしょう。それにしても、鮎って大阪湾から淀川を遡上して、鴨川の上流などで卵を産んでいたんですね。淀川ではそんな様子でしたが、これは全国的にはどうなのでしょうか? 春の小雨から空梅雨にこの猛暑と来ては、全国的に他にも色々影響が出てきそうで、この秋以降が何となく不気味な感じです。

コメント
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