今日は人間ドックで大阪のとある医院まで出かけておりました。体重にほとんど変化なく、血中コレステロールなども問題なく、血圧110-70とか一頃の高血圧はどこに行ったの? と我ながら目が点になりそうな良好なデータが並んでほっと一息ついたのもつかの間、最後の医者による総合結果で、精密検査を受けるよう勧告を受けてしまいました。胆臓に胆石の残骸と思われる影が観られ、まあそれは大したことがないとのことだったのですが、その胆石が契機になったと思われる胆臓内壁の肥厚が認められ、念のためCTを撮っておいたほうが良い、という診断です。ううむ、CTなんて今まで撮ったことが無いのですが、紹介状を書くので行って来なさい、と勧められると、まあとっとと行って片付けておいたほうが安心して生活できるというもの、と言う気にもなって参ります。仕事の予定やら何やらと相談しながら、ちょっと時間を作ったほうが良さそうですね。
さて、「腐敗肉」問題からこっち、中国産の食べ物の危険性が再びクローズアップされている昨今ですが、今度は玉ねぎから基準値の3~7倍と大幅に超える残留農薬が検出された、というニュースがありました。おお、これはとんでもないと思ってその剤「チアメトキサム」を調べてみたら、玉ねぎでは登録がないため、ポジティブリストの残留基準0.01ppm以下が適用されただけで、つまり7倍でも0.07ppm、一千万分の1にも満たない極微量だった、という事が分かりました。この剤は野菜や果樹、花などで広く農薬登録されており、ネギには登録があるのですがなんで玉ねぎで登録が取れていないのか、不思議な薬です。また、ほうれん草では10ppmと今回検出された濃度の100倍以上高濃度の残留が認められていたりするので、それらと比較すればなんてことはない、健康被害など起こそうったって起きそうにない話で、逆にちょっとがっかりしてしまいました。
農薬取締法の変なところはまさにこういうところに現れるのであって、何も知らないマスコミの方々は昨今の中国食品疑惑に乗っかって話を面白おかしく膨らませたいのでしょうが、どちらかと言うと日本の法律の方がどこかおかしなところがある、ということを突く記事を書くところが一箇所くらいあってもいいんじゃないかな? と思わずにはいられません。
まあ、だからといって中国の食べ物が安全だとか言うわけではなくて、危険な薬が使われていたりする例もまた枚挙にいとまがないのですから、こういう小さなものでも見逃さない日本の検疫体制の素晴らしさは誇っても良いと思います。
さて、「腐敗肉」問題からこっち、中国産の食べ物の危険性が再びクローズアップされている昨今ですが、今度は玉ねぎから基準値の3~7倍と大幅に超える残留農薬が検出された、というニュースがありました。おお、これはとんでもないと思ってその剤「チアメトキサム」を調べてみたら、玉ねぎでは登録がないため、ポジティブリストの残留基準0.01ppm以下が適用されただけで、つまり7倍でも0.07ppm、一千万分の1にも満たない極微量だった、という事が分かりました。この剤は野菜や果樹、花などで広く農薬登録されており、ネギには登録があるのですがなんで玉ねぎで登録が取れていないのか、不思議な薬です。また、ほうれん草では10ppmと今回検出された濃度の100倍以上高濃度の残留が認められていたりするので、それらと比較すればなんてことはない、健康被害など起こそうったって起きそうにない話で、逆にちょっとがっかりしてしまいました。
農薬取締法の変なところはまさにこういうところに現れるのであって、何も知らないマスコミの方々は昨今の中国食品疑惑に乗っかって話を面白おかしく膨らませたいのでしょうが、どちらかと言うと日本の法律の方がどこかおかしなところがある、ということを突く記事を書くところが一箇所くらいあってもいいんじゃないかな? と思わずにはいられません。
まあ、だからといって中国の食べ物が安全だとか言うわけではなくて、危険な薬が使われていたりする例もまた枚挙にいとまがないのですから、こういう小さなものでも見逃さない日本の検疫体制の素晴らしさは誇っても良いと思います。