今日は日の当たるところではその苛烈な陽光に朝からジリジリと肌が焦げる感じで相変わらずの夏日でしたが、日陰に入ると思いの外過ごしやすく、先日とは明らかに空気が変わった感がありました。夕方、道路が川に変わるほどの集中豪雨がありましたが、不思議と雷はなく、ただひたすらざぁざぁと降るばかりでした。気象庁のホームページの「高解像度降水ナウキャスト」によりますと、ちょうど我が橿原市をすっぽり覆う形で雨が降り出し、瞬く間に豪雨レベルに成長、そのまま徐々に西南へ雨が移動して行く様子が見て取れました。ところが、あれほど降ったのに、その雨量を知る術がありません。アメダスは設置されていませんし、国土交通省の雨量計もちょうど肝心な所にはなく、少し外れたあまり降っていない所のデータに辛うじて少しばかりの量が記録されているばかり。観測の網目が荒すぎて、昨今のピンポイントで襲ってくるタイプのゲリラ豪雨ではデータの取りこぼしが大きく発生してしまうのですね。もちろんデータ取得のための観測装置を設置すれば、設置費用やメンテナンス費用が結構かかりますし、取得したデータを保存したり公開したりするのもただではできません。コストがかかるのは分かるのですが、自分の住んでいるところが観測の網目の間にすっぽりハマってデータが何も無い、というのは、どうも不気味というかそこはかとない不安に駆られます。
さて、理研で行われているSTAP細胞再現実験、これまでの所、現象の検出ができない、という結果が中間報告として発表されていました。一応小保方氏が常人ではできない微妙かつ精妙な実験をこなしうる「神の手」を持っている可能性を考慮して、11月末まで監視付きで実験が進められるそうですが、笹井芳樹副センター長の自殺で実験が滞っているような印象も受ける中、果たしてたとえ一回でも成功できるのか、という興味がわきます。なんとなく、もう無理だろうな、これは終わったな、と思うわけですが、それでも、もしかしたらやっぱりあるのかも? という夢がまだ捨てられないでいる感じです。まあいつか夢は覚めるでしょうし、せめて白黒決着ははっきりつけて欲しいですね。
さて、理研で行われているSTAP細胞再現実験、これまでの所、現象の検出ができない、という結果が中間報告として発表されていました。一応小保方氏が常人ではできない微妙かつ精妙な実験をこなしうる「神の手」を持っている可能性を考慮して、11月末まで監視付きで実験が進められるそうですが、笹井芳樹副センター長の自殺で実験が滞っているような印象も受ける中、果たしてたとえ一回でも成功できるのか、という興味がわきます。なんとなく、もう無理だろうな、これは終わったな、と思うわけですが、それでも、もしかしたらやっぱりあるのかも? という夢がまだ捨てられないでいる感じです。まあいつか夢は覚めるでしょうし、せめて白黒決着ははっきりつけて欲しいですね。