かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

猛暑で蚊が減っている、という説の当否は判りませんが、確かに勢いがない気がするのは事実です。

2014-08-19 21:04:07 | Weblog
 今日もまた暑い一日でした。お盆前までは雨が多くて涼しい日が多かったのに、その後は1周間ばかり厳しい暑さが続いて、かなりへばってきているのが実感されます。少し前の週間予報では、そろそろ明日辺りから気温が下がり始める傾向を示すはずだったのに、今日、明日の天気予報を見たら全くそんな素振りも見せず、酷暑・猛暑のマークが踊っておりました。もう天気予報に期待するのは辞めないといけませんね。期待するたびに裏切られて、身体がバテるだけでなくて精神的にバテてきてしまいます。週末にはさわやかな秋の気配が、という話も、ぬか喜びで終わらないよう、話半分以下の情報として意識しておきましょう。
 さて、このところの夏の猛暑は、ただただ疎ましいだけなのですが、どうも蚊を減らす効果もありそうだ、という話を読みました。なんでも大阪市内で実施されている蚊の調査でその数が明らかに減ってきているそうで、その原因の一つがこの暑さなのだとか。暑いと、幼虫が生活するための水たまりなどが減ることや、蚊のなかで、アカイエカという種類はが好適に感じる気温が25℃前後、ヒトスジシマカが30℃で、それより暑いと寿命が短くなるのだとか。熱帯地方で猛威をふるう虫だという認識だったのでこれは以外だったのですが、高温でも多雨ならいいのだそうです。
 確かにそう言われてみれば、今年はあまり蚊に刺された記憶がありませんし、家でもそんなに見かけません。たまに居ても、手でパチン!と飛んでるのを叩き潰せるくらい動きが鈍く、大した脅威になっておりません。また、例年一晩や二晩は消灯してから耳元でぷ~ん、と小うるさく鳴き立てるのに安眠を邪魔されるものですが、今年はそれがまだ一回もありません。今年は7月から猛暑で、8月上旬台風絡みで雨が降り続いて少し気温が下がりましたが、ここへ来てまた連日猛暑が続いています。蚊が卵から孵って成虫になって飛び回るまでに10日位かかるそうですが、猛暑ー何もかも流れてしまうような豪雨ー猛暑、という天候コンボでは、蚊も無事に大人に育つものが少なくなっているのかもしれません。
 蚊と闘いながら過ごす涼しい夏か、蚊の少ないうだる暑さか、というのはどちらも選ぶのが苦しい話ではありますが、まだしも殺虫剤などで闘う術を確保できるだけ涼しいほうがはるかにありがたい、と言えそうです。

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