かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

危ない蚊など、いっそ我が国土から一匹残さず一掃してしまえば良いと思うのです。

2014-08-29 22:09:30 | Weblog
 この所涼しくなってきたせいか、一頃に比べて蚊が元気に飛び回り、なかなか叩き潰せないし血を吸われて痒くなる事も多くなっているように感じます。これまで、日本の蚊は熱帯のと違いマラリアなどの恐ろしい病気はそうそう持っていないので、あまり神経質になる必要はなかったのですが、それもそろそろ認識を改めないといけないのかもしれません。東京でデング熱なる厄介な病気が発生し、その媒介昆虫が蚊で、患者が刺されたと思われる代々木公園が一時封鎖され、蚊の駆除が行われたとのことです。デング熱ウイルスを媒介する蚊は、白黒の縞模様が特徴的な「ヒトスジシマカ」という種類だけだそうですが、ヤブなどで比較的普通に見かける蚊ですから、たった一種類だからといって油断もなりません。デング熱は1週間ばかり高熱と頭痛・筋肉痛が続く病気で、かつ特効薬やウイルスのワクチンもないという厄介な病気です。命にかかわることはまれとのことですが、1周間も高熱にさらされては、体調次第ではかなりやばいことになりかねませんし、一旦治った後、型の違うウイルスに感染すると重篤な症状になりやすく、死亡率も跳ね上がるという怖い一面もあります。
 代々木公園では蚊の駆除作業が行われたそうですが、広い公園を隅々までくまなく殺虫剤を撒く事も難しいでしょうし、そもそも何故代々木公園でウイルスを持った蚊が発生したのかが判りませんと、また何処からか入って来るだけのイタチごっこになりかねません。予防法は結局蚊に刺されないようにすることしか無いようで、肌の露出を極力抑え、露出部分には忌避剤を処方して蚊を寄せ付けないようにするのが効果的とのことです。
 ブラジルなどでは、遺伝子組み換えで後代が残らない様にしたオスの蚊を放して原因となる蚊を死滅させようという方策も取られていると聞きましたが、日本でも同じことができないものでしょうか? 温暖化とかグローバリズムとかで、海外からたまたま入ってきても冬が越せずに絶滅したりしていたのが、簡単に侵入されて、またそれが冬を越して生き残り、繁殖してしまう、という例が、セアカゴケグモなどの例を見ても珍しくなくなってきています。遺伝子組み換えで全滅を狙う手法は、環境への影響などを理由に反対するヒトも根強く居るようですが、侵入害虫なら死滅させたところで我が国の生態系には何ら影響もないはずですし、蚊も、1種類が消えてなくなっても、他の種がその席を埋めるだけで結局は大した事にはならないではないでしょうか? それより、いつまでもリスクを残し、日々怯えて暮らさねばならないのは願い下げです。

コメント (2)
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