かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

総理大臣長期遠征から無事帰国というだけでも、国民として一言労っても良いと思います。

2015-05-03 22:26:14 | Weblog
 今日はかねてからの予定通り、毎年恒例になっている和歌山県岩出市の和歌山県植物公園緑化センターへサボテンを見に行きました。毎度のことながら、温室の巨大な金鯱を観て、和歌山シャボテンクラブが主催する品評会や展示会の逸品達を堪能し、即売会で欲しいサボテンを吟味して帰ってきました。残念ながら今年はあまり欲しいと思うめぼしいものが無く、購入は一鉢だけになりましたが、曇りがちでそう強くない日差しの下、半日花と緑に美しく彩られた公園で過ごすのは良いものでした。
 帰りはこれも例によって国道480号線西高野街道にある「こんにゃく工房」で美味しいふわふわ卵のオムライスを昼食に摂り、おみやげに手作りケーキを買って帰路につきました。
 昨年春に京奈和自動車道が岩出市のすぐ手前まで伸びたおかげで1時間で到達できるようになり、行き帰りが随分楽になりました。それこそ日参しても大丈夫なくらいの距離感になりましたが、来年か再来年には御所市から五條市間の区間もつながるでしょうから、そうなれば更に時間短縮が可能になります。既にその間を貫く長いトンネルは貫通済みで、それぞれの側のアクセスの工事が進められていますから、仕事で五條市方面に出る場合でも非常に便利になることでしょう。今からその時が楽しみです。

 さて、安倍総理大臣が8日間の訪米を終え、無事帰国されました。米議会での演説は、発音こそたどたどしい感も無きにしもあらずでしたが、判りやすいはっきりした発声で、自分の言いたいことをしっかり伝えようと努力されている様子が如実に伺え、素晴らしいものであったと思います。また、硫黄島守備隊指令官栗林将軍の孫に当たる新藤前総務相と、攻略側のローレンス・スノーデン元米海兵隊中将との握手とそれに続く首相の言葉「これを『歴史の奇跡』と呼ばずして、何をそう呼ぶべきか」、「熾烈に戦い合った敵は、心の紐帯が結ぶ友に」という演出は実に見事で、思わず観ているこっちも感動致しました。セレモニーとしては満点だったと思います。後はこの融和ムードを実際の日米交渉やその他の場でも活かしていく政治を執り行ってくれれば、この内閣においては、外交に関しては十分な成果を上げられたと判断してもよいのではないでしょうか。野党も悪態ばかりついていないで、一言くらい「8日間」の長期遠征から無事帰国された総理を労い、アメリカとの同盟関係強化に成功したことを讃えてもバチは当たらないでしょう。ただぎゃあぎゃあと相手を口汚く罵るような態度は、その内容の善し悪しにかかわらず日本人は忌み嫌う所だと思いますし、ここでまずは紳士的に礼儀を尽くす態度を見せたうえでおのが主張を訴えるのならば、少しは国民の側にも、聞く耳ができることでしょう。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする