かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

未だに湧いてくる不発弾、全国にはどれ位残っているものなのでしょうか?

2015-05-09 23:27:04 | Weblog
 今日は曇りで雨は降らないのかと思っておりましたら、朝から夕方までしっかり降って、散歩や買い物と言った徒歩での外出が阻まれました。仕方がないので、そろそろモジャモジャと気になってきた頭髪を刈りにいつもの理容店へ自動車で出かけてきましたが、雨だというのに結構人出があって、割合に道が混み合っていたのがちょっと驚きでした。まあ自分が外出している時点で他の人達が出かけているのを驚くというのもおかしなものですが、わざわざ雨の中出かけるような物好きはそういないだろうと勝手に思い込んでおりました。

 さて、大阪・難波で見つかった大戦時の1t爆弾の不発弾、無事処理されて何よりでしたが、戦後70年を経て未だにこうして出てくるというのも驚きです。それも、めったに掘り返さない田舎ならともかく、始終掘り返してはビルを建てたり道を整備したりしているような印象がある大都会の真ん中から出てくるのですから、一体どうして今まで見つからなかったのか、と不思議でなりません。大阪市の統計によると、戦後市内で掘り返された不発弾は、昭和30年以降で87件あり、昭和50年台の25発をピークに、60年~平成6年11発、7年~16年8発、17年~26年5発と漸減傾向にはありますが、27年からの10年期は最初の年に早くも1発めが記録されてしまったわけで、発見0、というのがいつになるのか、検討もつきません。東京とか名古屋など、他にも空襲を受けた都市は多かろうと思いますが、それらを含めて我が国に一体どれだけの不発弾がまだ眠っているのか、想像するだに空恐ろしい物があります。そうは言いつつも少しは安心なのは、空襲されていない奈良県に住んでいる事でしょうか、と思って念のためぐぐってみたら、空襲ゼロではなかったんですね。大阪などに比べれば圧倒的に少ないというだけで、一応爆弾も投下されていました。住んでいる地元の戦史も改めて確認くらいはしておかねば、と少しばかり反省した次第です。

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