かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ひょっとしたら、一度の処方で数十年単位で血圧コントロールが可能な手法が開発されたかも?

2015-05-27 20:15:33 | Weblog
 今日はやたら暑い一日でしたが、休暇をとって朝から天理の病院まで出かけてきました。2月に受けた胆のう検査の経過観察のため、超音波検査を受けに行ってきたのです。結果は、特に変化は認められないとのことで、とりあえず安堵いたしました。これでもし胆のうが更に変形しているとか肥大しているとかなっていたら精密検査は必至でしょうし、その原因についても考えたくないような厄介なものである可能性が高くなってしまうのですから。担当医と話をしたのはほんの数十秒でしかありませんでしたが、言葉を必要としないほど問題がないと解釈し、喜んで帰宅しました。次は7ヶ月後、12月9日に再々検査です。それまでには人間ドックにもかかることになるでしょうし、検査体制はほぼ万全ですね。

 さて、私の抱えている問題の一つに高血圧がありますが、このところ人間ドック等でもほとんど高い数値になることがなく、一時期はひたすら自宅で毎日朝夕測り続けていたのが、今は全く測ることをやめています。腕に巻くカフにピンホールが開いているのかして、うまく圧が上がらなくなったせいもあるのですが、換えのカフを購入しようとアマゾンで検索した後実際に購入には至らず、放置したままになっています。まあどうしようもなくなったら薬を飲むことになるだろうと考えておりますが、このほど、大阪大医学研究科の郡山弘助教らの研究グループが、血圧を上昇させるタンパク質の働きを抑えるDNAワクチンの開発に成功した、というニュースに、ひょっとしたらそのうち薬に頼らなくてもすんだりするのかも、と希望を新たにしました。現状ではラットでの成果しか出ていませんが、寿命2年のラットが、そのワクチン接種により2割ほど血圧が低下した状態が半年間維持されたそうです。これを人間に単純に換算すれば、およそ2,30年分の効き目ということになってしまいます。ラットと人間ではDNAもそれなりに違うでしょうから、さすがにそこまで長期間の効果の維持はできないだろうとは思いますが、高血圧に対処するのに有効な手段が増えるのであれば、これは歓迎すべき成果です。今後グループでは、ヒトと犬を対象に研究を進めるそうですが、ここ10年以内くらいで副作用の少ない血圧コントロール法が確立されるのであれば、その完成を期待して待ちたいと思います。

コメント
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