急転直下でごく一部に３０万円を引っ込め全員に１０万円配布へ変更になる？

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は７．４℃、昼の最高気温は２１℃、五條市アメダスの最低気温は３．２℃、最高気温は２０．６℃でした。今日は朝から見事に晴れ上がった快晴の一日でした。朝の冷え込みは少しきつめでしたが、日が出てからはぐんぐん気温が上がり、４月半ばらしい陽気となりました。機能まで、明日は雨の予報でしたが、どうやら少し雨になるのが遅くなる様で、日のあるうちは晴れ、夜になってから雨、という予報に変わっています。明日夜から明後日にかけて雨、日曜日は残念ながら晴れ間はなく曇り、月曜日は再び雨で、次の晴れ空は木曜日まで待たねばならないというのが今日現在の週間天気予報ですが、雨模様ならウイルスの浮遊が多少は難しくなるので、少しは状況も改善しないでしょうか？　

　さて、安倍総理が、所得制限等付きの３０万円給付という弱者救済の福祉対策から、国民１人ずつに１０万円給付の経済対策へ大きく舵を切り直した模様です。公明党山口代表から強く求められていた１０万円全国民一律給付について、これまでは消極的だったのがどういう変化なのか、令和２年度補正予算案を組み替える方向で検討するよう、総理から麻生財務相へ指示が出されたそうです。
　３０万円給付は要件が複雑に過ぎ、世帯収入は変わらないのに世帯構成員の収入の状況次第で給付対象になったりならなかったり、条件によっては収入の少ないヒトが給付対象外なのにそれよりはるかに収入の多い人が給付対象になったり、ルールが穴だらけで訳のわからない状態になていました。それに給付してもらうために収入の減少を証明しなければならず、それを審査する必要もあり、その作業を地方自治体に丸投げしてしまうわけですから、各自治体の窓口はとんでもない過密作業に忙殺されたでしょうし、いくら簡便にと言っても審査するからにはそれなりに時間もかかり、窓口が混雑するとなれば避けなければならないはずの三密状態を役場に生み出しかねないという、なんのために３０万円配るのか、本末転倒もよいところの馬鹿馬鹿しい内容でした。それに比べれば、とにかく一律給付、というのは、今最も求められている給付までの時間短縮に最も叶う方法で、そのメリットを鑑みれば、裕福な方にもお金が行くなどというようなデメリット？など些細なことと言えるでしょう。まさに兵は拙速を尊ぶというもの。野党も求めていた給付方法なのですから、本国会では満場一致の即決審議で本案を通過させることを期待しています。まあ、これまでも紆余曲折ありまくりでしたから、まだまだ予断を許さないかもしれませんが。