今朝の奈良市アメダスの最低気温は6.2℃、昼の最高気温は16.3℃、五條市アメダスの最低気温は3.8℃、最高気温は16.5℃でした。今日は朝のうちは昨日同様あまり良い天気とは言えず、一時雨が降ってくる時間もありましたが、午後は晴れ間も広がり春らしい空模様となりました。ただ、まだ空気が冷たく風が吹くと凍える寒さが実感されます。天気予報によると、明日は快晴で最高気温も21℃と予想されており、ようやく4月らしい気候になりそうです。4月も後1週間というのに凍える寒さというのはさすがに勘弁してもらいたいので、明日の気候には期待が大きいですね。
さて、今日は毎月恒例の、高血圧管理のためのかかりつけ医の診察の日でした。血圧の状況は極めて安定していて、朝は上が120−130、下が80−90、夜は100−110、70前後となっています。薬がよく効いているのが一番の理由でしょうが、真冬よりは暖かくなってきているのも多少は効いているのかもしれません。そんなわけで高血圧の方は大した話もなく、当面様子を見ながら薬を続けていきましょう、ということで終わりましたが、話の流れで昨今のコロナウイルス禍について、市井の内科医の立場でどう考えるか話をしておりました。どうも患者さんの中で今後どうなるかと聞いてくるヒトが結構いるようで、医者としては、初めての事態でもあり正直判らないとしか言いようがない、という返事をしているとのことです。ただ、日本人はひょっとしたら既に相当数のヒトが知らないうちに罹患し、免疫を獲得しつつあるんじゃないか? と感じていると話をしていました。なんとなれば、病気自体は中国で昨年秋には既に確認されており、事態が顕在化してからもかなりの期間中国から大量のヒトが渡航して来てました。私など、その頃は通勤の電車内や駅、職場と駅の間の商店街などで大勢の中国人観光客と3密状態になるのをしばしば経験していましたし、2月から3月にかけて、1ヶ月半に渡ってしつこい咳に悩まされ、微熱ですが発熱したこともあり、念の為とCTを撮影したこともありました。結局高熱にも肺炎にも見舞われずに、4月になる前には咳も自然と治まってしまいましたが、思えばあれが現今のコロナウイルスに罹患した私の症状だった、という可能性も考えられないことはなく、医者も、その可能性は十分にある、という話でした。また、確かにひどい場合は死ぬこともあり、特効薬もワクチンもない中では無警戒というのは論外なものの、あまりに警戒しすぎるのもどうかと最近思うようになってきた、とのことでした。
新型コロナウイルスは史上類例のない、治療法が確立していない病気をもたらす恐ろしいものですが、数年後には、当時は大変だったね、と苦笑しながら振り返る程度の病気になっているかもしれません。今の悲喜こもごもな話はいずれその時に検証して次に備える教訓を得ればよいと思いますが、せめてマスコミは危機感や不安を煽り立てるのを控える事はできないのか? という気は致します。
さて、今日は毎月恒例の、高血圧管理のためのかかりつけ医の診察の日でした。血圧の状況は極めて安定していて、朝は上が120−130、下が80−90、夜は100−110、70前後となっています。薬がよく効いているのが一番の理由でしょうが、真冬よりは暖かくなってきているのも多少は効いているのかもしれません。そんなわけで高血圧の方は大した話もなく、当面様子を見ながら薬を続けていきましょう、ということで終わりましたが、話の流れで昨今のコロナウイルス禍について、市井の内科医の立場でどう考えるか話をしておりました。どうも患者さんの中で今後どうなるかと聞いてくるヒトが結構いるようで、医者としては、初めての事態でもあり正直判らないとしか言いようがない、という返事をしているとのことです。ただ、日本人はひょっとしたら既に相当数のヒトが知らないうちに罹患し、免疫を獲得しつつあるんじゃないか? と感じていると話をしていました。なんとなれば、病気自体は中国で昨年秋には既に確認されており、事態が顕在化してからもかなりの期間中国から大量のヒトが渡航して来てました。私など、その頃は通勤の電車内や駅、職場と駅の間の商店街などで大勢の中国人観光客と3密状態になるのをしばしば経験していましたし、2月から3月にかけて、1ヶ月半に渡ってしつこい咳に悩まされ、微熱ですが発熱したこともあり、念の為とCTを撮影したこともありました。結局高熱にも肺炎にも見舞われずに、4月になる前には咳も自然と治まってしまいましたが、思えばあれが現今のコロナウイルスに罹患した私の症状だった、という可能性も考えられないことはなく、医者も、その可能性は十分にある、という話でした。また、確かにひどい場合は死ぬこともあり、特効薬もワクチンもない中では無警戒というのは論外なものの、あまりに警戒しすぎるのもどうかと最近思うようになってきた、とのことでした。
新型コロナウイルスは史上類例のない、治療法が確立していない病気をもたらす恐ろしいものですが、数年後には、当時は大変だったね、と苦笑しながら振り返る程度の病気になっているかもしれません。今の悲喜こもごもな話はいずれその時に検証して次に備える教訓を得ればよいと思いますが、せめてマスコミは危機感や不安を煽り立てるのを控える事はできないのか? という気は致します。
