コロナウイルスが日光に弱い、という話が本当なら５月以降は少し抑制されると期待できそうなのですが。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は１０．４℃、昼の最高気温は２１．７℃、五條市アメダスの最低気温は５．７℃、最高気温は２３．３℃でした。今日は午前中はよく晴れていましたが、昼前から雲が広がり、すっかり日差しが閉ざされてしまいました。更に西風が強く吹き出してきましたが、気温は春らしくよく上がりました。この後、今夜は雷を伴って雨が降る可能性があるようですが、明日はまたよく晴れたGW週間らしい一日になりそうです。

　さて、　新型コロナウイルス対策としての１0万円給付について、４月３０日の補正予算案の国会審議・成立のあと、一番早い自治体では翌５月１日には支給が開始されるとの報道がありました。その自治体とは、阿蘇山の東側、大分県との県境にある熊本県産山村です。マイナンバーカードによるオンライン申請にはシステムが対応していないため受付しないそうですが、明日２７日に申請書類を村内の647世帯全戸に郵送、２９日から各地区の公民館にて、混雑を避けるため世帯ごとに日時を指定して受付業務を行うとのことです。県下で２番めに小さく住民数も少ないというのもあるのでしょうが、ネット非対応でも事前に準備を進めていれば迅速な対応が取れるというのが心強いですね。
　しかし、コロナウイルスも単なる肺炎を起こす風邪ではなく、全身の血管に悪さをするなかなか悪質な病原ウイルスとわかってきたようで、一段とその凶悪さが見えて来るようになってきていますが、一方で、未確認ながら日光に含まれている紫外線にあたるとかなり簡単に失活するというような「弱点」も見えてきつつあるようです。これから１年で最も紫外線が強くなる季節を迎え、少しはその繁殖が抑制されればよいのですが、そのためには家に閉じこもっていないで、ちょっと戸外に出て庭先で日光浴くらいはした方が良いのかもしれません。ただ、いかんせん紫外線は、他の菌類でもそうですが当たらなければ効かないので、影ができたところには効果がありません。ウイルスが付着しているかもしれないところをまんべんなくこんがり焼くようにして光に当てるように考えないと、結局生き残りを作ってしまうのが問題になるかもしれません。