かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

3冬連続で御神渡りなし。今冬は大分冷えたので期待されていたのですが、今一歩冷え込みが足らなかったようです。

2021-02-05 20:19:24 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は0.6℃、昼の最高気温は11.7℃、五條市アメダスの最低気温は−3.3℃、最高気温は12.9℃でした。今日は朝からよく晴れて、冷え込みも厳しいものになりました。近所の池に氷が張るなど、なかなかに2月初めの真冬らしい光景が見られた朝でしたが、昼間は日差しが一日中よく届き、そこそこに気温が上がりました。ただ空気が冷たくて日陰はひんやりして上着なしでは少々厳しいくらいでしたから、まあまあ季節相応の感じではあったのでしょう。明日は南岸を高速に低気圧が通り過ぎていき、未明から午前中は天気がぐずつくようですが、その後は小春日和の暖かさになる模様です。次の冷え込みは週明けの月曜日ですが長続きはせず、またすぐに初春の陽気が戻ってくる見込み。どうやらいよいよ本格的に春に向けて季節が動き出すようです。

 さて、今でこそ暖かさを感じる冬ですが、少し前までは非常に厳しい寒さが続き、凍える日が多くありました。そんな中、長野県の諏訪湖では、今年こそ「御神渡り」が現れるのではないかと期待されましたが、一昨日、「御神渡り」を認定する八剱神社の宮坂清宮司が、今季は御神渡りが現れない「明けの海」だと宣言され、三年続けて御神渡りなしという記録になりました。昨年は湖面の全面結氷すら無かったそうですが、今年は今季は1月13日ち21日に全面結氷しました。しかし、成長した氷が湖中央付近でせめぎ合って割れ盛り上がる御神渡りはー10℃以下の最低気温の日が3日続かないと出来ないそうで、27日水温が3℃を示したことで今年は無理と判断され、「明けの海」宣言となったそうです。御神渡りの記録が残る1443年以来「明けの海」はこれで74回目になるそうですが、そのうち24回は平成以降とのこと。その数字を見る限り、やっぱりそれなりに温暖化は進んでいるのは間違いなさそうです。
 御神渡りとか見られたら見たいものですが、もう寒いのが全然駄目になってしまったので仮に出現したとしても見に行くのは難しいでしょうね。札幌の雪まつりとか山形の樹氷とか、興味はそれなりにありましたが、これらも残念ながら無理そうです。


 
コメント
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