かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

寝るも不眠も月次第。でも月の何が影響しているのかは不明だそうです。

2021-02-27 20:49:39 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は2.6℃、昼の最高気温は10.6℃、五條市アメダスの最低気温は0.4℃、最高気温は9.6℃でした。今日は朝から穏やかに晴れ、やや風は冷たいものの洗濯物はよく乾きました。気温も振るいませんでしたが、日向はそこそこ暖かい、冬晴れの良い天気でした。明日はやや雲が多くなる模様ですが、雨は週明けの火曜日になるようです。雨の後少し気温が下がりますが、せいぜい今日くらいのものできつい冷え込みにはならない予報が出ています。2月も明日までですし、いよいよ冬が本格的に終わりを迎えそうです。

 さて、ヒトの睡眠に月が大きな影響を与えているとの研究論文が発表されたそうです。アメリカ・ワシントン大学生物学部のレアンドロ・カシラギ博士を代表執筆者とする論文で、その研究結果によると、ヒトは月の満ち欠けで睡眠時間などが変化し、月が最も明るくなる15夜の3から5日前に入眠時間が最も遅くなり、総睡眠時間が短くなるとのことです。これは、人工的な明かりが少ない田舎や人工的な明かりに満ちている都会でも変わらない傾向を示すとのことで、なぜ月の満ち欠けが人の睡眠に影響を及ぼすのか、については、不明というよりない、とのことでした。一応仮説として月が明るく輝くことで、PCやスマホなどで入眠が阻害されるのと同じような影響が出ているのではないか? という話も出ていますが、それこそ月光よりも遥かに明るく強い照明やスマホ画面に比べれば月光など比較にならないほど弱く、とても人の睡眠に影響を与えるほどのものとは思えない、という強い反論が出ています。後は潮の満ち引きにも影響している引力の作用が考えられるそうですが、それも睡眠に影響するほど強いものか? という疑問が呈されているのだとか。結局なぜかは不明なままとのことです。
 これまでなかなか寝付けなかったり早期覚醒したりという睡眠障害は何度もありましたが、それが月の満ち欠けと関係があるかどうか、という視点では考えたことがありませんでした。ちょうど今宵は満月ですが、そう言えば一昨日は朝5時前に目が覚めて二度寝できずに結局起きざるを得なかった早期覚醒状態でした。とは言え、月の影響とあれば逃れることは出来ませんし、満月が近いから寝る時は少し気をつけて寝よう、と意識するくらいがせいぜいです。もっとも、睡眠の質が悪化すればうまくすれば夢見が増えるかもしれませんし、できればうまく利用して快適な夜を過ごすための指標にしていきたいものです。

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