かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

五輪観客の健康管理のためのアプリ開発に政府が取り組んでいるそうですが、本当に開催する気なんでしょうか?

2021-02-21 20:51:22 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.5℃、昼の最高気温は19.7℃、五條市アメダスの最低気温は1.6℃、最高気温は20.7℃でした。今日は昨日の高気温の後を受け、朝から暖かく昼間は更に気温が上がり、春の陽気になりました。

 さて、国会で「政府は東京五輪・パラリンピックの観客向けにアプリを開発しているというが、費用はいくらなのか」と立憲民主党議員が質問し、政府答弁が「約73億円」とのことだったそうです。アプリの目的は、「外国からの観客の健康管理が目的で訪日前から出国後まで持たせる」物とのこと。厚労省は「アプリの機能が不十分なら、五輪後に感染爆発を招く。誰が責任を取るのか」という懸念の声が出ているそうですが、COCOAすらまともに管理できなかった厚労省に、そんなアプリひとつで感染爆発を防ぐことができるとは到底思えないという気がします。しかも、アプリで管理するのを優先で来日客へのワクチン接種を義務化しない方針との報道には、そんな甘い基準で大丈夫なのか、割りを食いかねない国民に対してきちんと説明して欲しいものだと強く感じます。報道によると、政府・与党内では五輪開催が絶対で、財政論議などはタブーという雰囲気さえあるとのことですが、本当に開催できるのか、開催するためにはどういう条件を達成する必要があるのかを冷静に議論して、五輪反対に大きく傾いている国民に対して、なぜ五輪を開催しなければならないのかも含めて、全てを明示して示す必要があると思います。



 先月亡くなった歴史家の半藤一利さんは思考停止の危険性を度々説いた。首相や与党議員には今こそ、半藤さんの著書を読んでほしい。
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