かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

千葉県で鳥インフルエンザまたも発生。今度は採卵用鶏115万羽を殺処分するのだとか。

2021-02-07 20:34:10 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は4.5℃、昼の最高気温は14.2℃、五條市アメダスの最低気温は−0.3℃、最高気温は14.5℃でした。今日は朝のうちは晴れていましたが、午後には雲が張り出し、主に西の空から分厚い黒雲が流れてきて、15時ころには小雨が降り出してきました。雨は夜になってから、と思っていたので少し早い降り出しに傘を持ってあわてて選挙にでかけ、ついでに散歩で町内を一巡りして帰宅しましたが、その後特に雨が強く降ってくることもなく、夜を迎えています。本降りは今夜かと思っていましたが、天気予報を見る限りこれ以上降る様子はなさそうです。

 さて、千葉県で今季7例目の鳥インフルエンザによる鶏舎全殺処分が始まりました。処理される鶏の数は115万羽。100万羽を超える事例が相次ぎ、これまでと合わせて県内の鶏卵用の鶏の3割が殺処分される事態になっているそうです。一時は香川県が次々発生して大変でしたが、実は千葉県のほうがもっと凄まじいことになっていたんですね。今回発覚したのは、鶏舎で6羽死んでいるのが発見され、検査の結果鳥インフルエンザウイルスであることがわかったため。感染拡大を防ぐため必要とは言え、6羽の犠牲でまだ生きている115万羽を殺し尽くさねばならないというのはなんとも理不尽な気がしてなりませんが、本当にどうにかすることは出来ないものなのでしょうか? 卵を生み始めて最後に処分されるまでの経済寿命は1−2年だそうですから、一気に処分して一からやり直したほうが結局養鶏業者の経営からしたら全殺処分は合理的な判断になるのでしょうが、生き物の生命を扱っていることを考えると、その割り切りにはどうしても違和感を覚えずにはいられません。とはいえ、卵は物価の優等生と名付けられて久しく、消費者たる我々も安い卵パックを求めて右往左往しているのですから、一人養鶏業者を糾弾して済む話ではまありません。何百万、何千万の鶏を問答無用で殺戮するのが正しいという感覚はおかしいということを、皆で共有できるようにしていかないと、未来永劫鶏の犠牲は続くのでしょう。たとえば、ウイルス自体ははるか北の方から渡り鳥で運ばれてくるのでこれの根絶は事実上不可能として、餌に混ぜておけばインフルエンザウイルスに感染しなくなったり治療されたりするような薬剤なんてのは鶏用に開発できたりしないものでしょうか? 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする