かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

森会長ついに辞任しましたが、だからといってこれでオリンピックがすんなり進むとも思いにくいです。

2021-02-11 19:18:40 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は3.8℃、昼の最高気温は13.9℃、五條市アメダスの最低気温はー0.8℃、最高気温は12.4℃でした。昨日の夕方の雲ひとつ無く風もない夕暮れの快晴の空を見て、今朝は未曾有の冷え込みになりそうだな、と思っていたのですが、なんと未明にざっと一雨あって、思いの外気温が下がらず朝を迎えました。まさかあの空模様から雨になるとは全く予測していなかったので、夜中ふと目覚めて雨音を聞いた時は、夢を見ているのではないかと自分を疑いました。明日から週明け月曜日の雨が過ぎるまで、季節を一ヶ月以上先取りした陽気に見舞われる予報が出ています。その後今度はちょっと強烈な、第一級の寒波が押し寄せてくるようです。冷えるのはこれで最後になるのか、あるいはまだまだせめぎあいが続くのか。何れにせよあまり極端な変化だけはしないでもらいたいものです。

 さて、東京五輪組織委員会の森会長がついに辞任されました。問題無しとしたIOCが手のひら返して批判に転じ、スポンサー企業から離反を表明されてはまさに四面楚歌、辞めざるをえなかったのでしょう。昔から舌禍に事欠きませんでしたが、ついにそのツケを払うときが来てしまったということなのでしょう。文字通り晩節を汚す辞任撃になってしまいました。今にして思うに、このヒトを表看板たる会長に据えた人事がそもそも間違いだったのでしょうね。対外的に五輪の顔になる会長職は、なるべく清廉で弁が立って何かにつけ好印象を与えられるようなヒトを選んでおくべきでしたでしょうに、よりによって過去数多の舌禍事件を起こし印象最悪に近いヒトを据えたのですから、一体誰が決めたのか知りませんが、東京五輪が失敗したとしたら、森氏を会長に据えたヒトが罪深さで上位になるのは間違いないと思います。森氏の政界財界への影響力を五輪に活かしたいなら、表に出すのではなく、裏方に徹してもらって、影の支配者役をあてがえばよかったんだと思います。
 それにしても、これで責任者が交代となりましたが、そんなことよりそもそも五輪は開催ができるかどうかが一番の問題でしょうが、今やこのような世界的な感染症がこれからも出てくる可能性を考えると、もういろいろな競技の選手を全世界から一箇所に集めて大会を開くというようなやり方は考え直したほうがいいんじゃないでしょうか? どうせ大半のヒトはテレビやネットを通じて観るのでしょうし、それなら競技ごとに開催国を分けるとかして、開催を持ち回りするんじゃなくて、競技を持ち回りして、全世界で分担したらどうかと思います。そうすれば開催国の負担も減りますし、なるべく競技に向いた環境の国なり地域なりを競技ごとに選べば、選手にとっても望ましい結果が得られやすくなると思いますが、いかがでしょう。

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