かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

1時間以上かかっていた診断が5分で完了しかも誤判定無し。なんとも素晴らしい新型コロナ診断技術が生まれました。

2021-04-19 20:05:17 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は5.2℃、昼の最高気温は18.8℃、五條市アメダスの最低気温は2.4℃、最高気温は18.3℃でした。今日は朝から上天気で、一日よく晴れた穏やかな春の一日でした。明日も今日と同じような天気になるようで、夜の空は見事に晴れ上がり、この分だと明日朝はまた放射冷却で思いの外冷えてくるかもしれません。ちょうどストーブの灯油がようやく切れそうなので、今年はきれいに燃料を使い尽くした上でストーブをしまうことができそうです。

 さて、理化学研究所(理研)開拓研究本部渡邉分子生理学研究室の渡邉力也主任研究員、篠田肇研究員、東京大学先端科学技術研究センターの西増弘志教授、同大学大学院理学系研究科の濡木理教授、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の野田岳志教授らの共同研究グループが、新型コロナウイルス由来のウイルスRNAを「1分子」レベルで識別し、5分以内に検出するという、画期的な診断技術を開発しました。これまでのPCR法だと1時間はかかっていたのが劇的に短縮される上、極めて高感度でPCR法では避けられない誤判定もほぼ無いとのこと。ランニングコストは9ドル程度と比較的安価で唾液で検査可能など、懐にも被験者にも優しい素晴らしい技術の模様です。この技術は既に特許出願済みとのことで、実用化を希望する企業との研究開発を進めていき、2,3年以内には実用化したいとのことでした。
 ここまでできているなら、2,3年と言わずすぐにでも実用化に向けて動けないものでしょうか? 政府もわけのわからないアプリに大枚はたいている余裕があるなら、こういうのにどんと投資をして迅速な実用化を図るべきでしょう。ワクチン開発では先見の無さを露呈してしまった厚労省ですが、こうして世界最先端で戦えそうな役に立つ技術があるのですから、コレをモノにして世界へ貢献できるよう動いていくべきではないのかと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする