今朝の奈良市アメダスの最低気温は6.3℃、昼の最高気温は24.1℃、五條市アメダスの最低気温は5.8℃、最高気温は22.4℃でした。今日も朝からよく晴れました。黄砂もまだ遠景がしっかり霞んでいますが、昨日よりは少しマシになってきた気がします。薬がしっかり効いているのかあまり黄砂のせいで花粉症症状が増悪したりすることもなく、状況の割にはまあまあ無難に過ごすことができています。腰は相変わらずで座っていると痛みが増してきますが、ストレッチの頻度を増やして腰痛緩和に努めた結果、立って動いている限りはほぼ痛みを覚えないようになってきました。もう少し緩和してきたら散歩も再開できそうです。
さて、昨秋は新型コロナウイルスに対して柿タンニンが失活効果を示すと言う衝撃の発表をしてくれた奈良県立医科大学免疫学講座の伊藤教授ですが、この度、畿央大学健康栄養学科の栢野教授、松村教授らとの研究チームで、柿タンニンが潰瘍性大腸炎に効果を示すことをモデルマウスの実験で確認、論文として発表されました。英文なのでちょっと読みづらいですが、中身はなかなか興味深いものがあります。「柿由来のタンニンが炎症反応の抑制と微生物叢の変化を介してマウスモデルの潰瘍性大腸炎の病因を改善する」と題する論文は、硫酸ナトリウムで大腸炎を誘発した潰瘍性大腸炎モデルマウスを用いて、このマウスに柿タンニンを摂食させたところ、大腸の炎症が有意に低下、炎症性遺伝子の発現をダイレクトに抑制していることを確認した上、糞便中の微生物叢にも好影響を与えていることが判明したとのことです。まだ動物実験の段階ですし、人間でも同じように効果を発揮するか不明な点は多いですが、柿タンニンを含むポリフェノール類が腸内細菌叢へ好影響を与えるという話はこれまでにも出ていますし、大いに期待していいかもしれません。時の首相をして政務を諦めざるを得なくさせるなど非常に厄介な難病として知られる潰瘍性大腸炎も、そう遠くないうちに克服できる日が来るかもしれませんね。もっとも、厚生労働省が柿タンニンを薬として認可したり、消費者庁が機能性食品として認可することはまずありえませんが。
さて、昨秋は新型コロナウイルスに対して柿タンニンが失活効果を示すと言う衝撃の発表をしてくれた奈良県立医科大学免疫学講座の伊藤教授ですが、この度、畿央大学健康栄養学科の栢野教授、松村教授らとの研究チームで、柿タンニンが潰瘍性大腸炎に効果を示すことをモデルマウスの実験で確認、論文として発表されました。英文なのでちょっと読みづらいですが、中身はなかなか興味深いものがあります。「柿由来のタンニンが炎症反応の抑制と微生物叢の変化を介してマウスモデルの潰瘍性大腸炎の病因を改善する」と題する論文は、硫酸ナトリウムで大腸炎を誘発した潰瘍性大腸炎モデルマウスを用いて、このマウスに柿タンニンを摂食させたところ、大腸の炎症が有意に低下、炎症性遺伝子の発現をダイレクトに抑制していることを確認した上、糞便中の微生物叢にも好影響を与えていることが判明したとのことです。まだ動物実験の段階ですし、人間でも同じように効果を発揮するか不明な点は多いですが、柿タンニンを含むポリフェノール類が腸内細菌叢へ好影響を与えるという話はこれまでにも出ていますし、大いに期待していいかもしれません。時の首相をして政務を諦めざるを得なくさせるなど非常に厄介な難病として知られる潰瘍性大腸炎も、そう遠くないうちに克服できる日が来るかもしれませんね。もっとも、厚生労働省が柿タンニンを薬として認可したり、消費者庁が機能性食品として認可することはまずありえませんが。