かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ゴジラVSコング、やっと観ることができました(大満足!)。

2021-07-09 21:08:45 | アニメ特撮
 今朝の奈良市の最低気温は24.7℃、最高気温は30.8℃、五條市の最低気温は22.8℃、最高気温は30.6℃でした。今日は朝のうち晴れていて、これは速くも梅雨明けなのか? と勘違いしておりましたら、昼になってにわかに分厚い雲が空を覆い、突然天の底が抜けたかのような豪雨が降り始めました。雷はピカピカ光っては轟音とともにあちこち落ちまくりますし、もうアスファルトに穴が空くんじゃないかという勢いで無数の大粒の雨が地面を叩きつけていましたし、雨の時間は30分も無かったと思いますが、もし外に出ていようものなら傘など何の役にも立たずに瞬く間にずぶ濡れになっていたことでしょう。しかし、ちょうどその時の気象庁の雨雲レーダーによると、九州を横断し、四国を横切り、紀伊半島から大阪にかけて分厚い雲の列が連なって次々やってくる様子が伺え、一旦小休止してもまた同じくらいひどい雨が降ってきそうだ、と思いましたのに、実際に降っていたのはその集中豪雨の時間のみで夕方にはまた日が差していました。あの線状降水帯の様に見えた雨雲の列はどこに行ってしまったんでしょうね。まあ土砂災害とか起こっても困りますので降らずに済めばそれに越したことはないのですが、雨の後の日差しは蒸し暑くなるのでできれば願い下げなのです。

 さて、ようやく「ゴジラVSコング」の映画を観ることができました。感想は、お腹いっぱいになる怪獣映画、でした。設定やら物語やら登場人物やら、実にツッコミどころ満載でそれだけ見ているとC級すら評価としては過ぎる? と思うくらいのトンデモ内容なのですが、ゴジラとコングが大暴れしてくれればそれ以外の要素など正直どうでも良くなるものです。小難しい理屈や取って付けたような設定など不要、いかに怪獣を巨大に、重量感溢れ迫力満点に、そしてかっこよく映像化するかがこの手の映画にとっては生命線なのだと改めて理解しました。ネタバレを避けるためこれ以上の言及はしませんが、特にクライマックスは必見でした。
 思えば昭和のキングコング対ゴジラも、お話自体はずいぶんな内容でした。登場人物らの掛け合いはほぼギャグでしたし、真面目なところはどこにもありません。今観たらキングコングの造形もなんともひどいものですし、戦車や戦闘機などをミニチュアでしか表現できなかった苦労のほどが随所に偲ばれる、良くも悪くも古い特撮映画です。それでもキングコングとゴジラが戦うところは当時の怪獣映画の中でも屈指の素晴らしい迫力がありました。そういった伝統はしっかり引き継がれている、安心の最新怪獣映画です。時間に余裕があればもう一度映画館で観ておきたいです。きっとまた、素晴らしい至福の2時間を堪能できるに違いありませんから。

コメント
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