今朝の奈良市の最低気温は21.4℃、最高気温は32.5℃、五條市の最低気温は20.5℃、最高気温は31.9℃でした。今日も雲は多めながら1日晴れていました。夕方には今にも降り出してきそうな分厚い黒雲が蓋をするように頭上を覆っていましたが、結局一粒の雨も降ることなく夜を迎えています。鳥取あたりから京都まで東南方向に流れながら激しい雨の区域が移動していきましたが、その雨もすっかり太平洋に抜けて、こちらにはかすりもしませんでした。生駒山から葛城山金剛山の連なりは、なかなか雨を通さない堅固な城壁のようです。北九州と中国地方が梅雨明け宣言出ましたが、近畿は今週末くらいまでずれ込むのでしょうか? しばらく今日のような降りそうで降らないかところによりゲリラ豪雨な空模様が続くようで、はっきりした夏空はまだしばらくは拝めない模様です。
さて、イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスに関する規制を予定通り19日に全面解除するとの方針に変わりないことを表明されました。イギリスと言えば変異株が猛威をふるい、日本よりも一桁多い感染者数を出している国ですが、ワクチン接種が行き渡り、一日あたり死者数が従来の千人超から10人以下に下がってきていることから、解除しても問題なしとの判断になった模様です。その一方で、パンデミックはまだ収まっていないとしています。現在新規感染者数は1日34000人と日本の20倍以上に達し、更にこの夏には感染者数が1日10万人を超えるかもしれないとしています。それでも規制する必要なし、と判断したのは、新型コロナ変異株の脅威度はもう季節性インフルエンザ並かそれ以下くらいに認め、国民もその判断に納得しているからなのでしょう。
振り返って我が国ですが、ワクチン接種こそ遅々としているものの、そもそも最初から感染者数も重傷者数も死者数もそれほど多いわけではない状況で推移しており、イギリス基準なら別に緊急事態宣言も必要ないんじゃないの? というくらいのもののように感じます。この辺りは国民性の違いが大きそうですが、そういう説明をしっかりと国民にできない政府の広報能力やセンスの無さもまた、国民性の一貫なのかもしれません。どうも我々、危ないよ〜、という声には耳を傾けるのですが、もう大丈夫だよ〜という声には疑いを持ってかかってしまい、不安の種をほじくり返さずにはいられないようです。ならば残念なことではありますが、自らが納得できるまで、もしくはもう参ったどうにでもしてくれとと音を上げるまで、とことん自粛生活を送るよりないようです。
さて、イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスに関する規制を予定通り19日に全面解除するとの方針に変わりないことを表明されました。イギリスと言えば変異株が猛威をふるい、日本よりも一桁多い感染者数を出している国ですが、ワクチン接種が行き渡り、一日あたり死者数が従来の千人超から10人以下に下がってきていることから、解除しても問題なしとの判断になった模様です。その一方で、パンデミックはまだ収まっていないとしています。現在新規感染者数は1日34000人と日本の20倍以上に達し、更にこの夏には感染者数が1日10万人を超えるかもしれないとしています。それでも規制する必要なし、と判断したのは、新型コロナ変異株の脅威度はもう季節性インフルエンザ並かそれ以下くらいに認め、国民もその判断に納得しているからなのでしょう。
振り返って我が国ですが、ワクチン接種こそ遅々としているものの、そもそも最初から感染者数も重傷者数も死者数もそれほど多いわけではない状況で推移しており、イギリス基準なら別に緊急事態宣言も必要ないんじゃないの? というくらいのもののように感じます。この辺りは国民性の違いが大きそうですが、そういう説明をしっかりと国民にできない政府の広報能力やセンスの無さもまた、国民性の一貫なのかもしれません。どうも我々、危ないよ〜、という声には耳を傾けるのですが、もう大丈夫だよ〜という声には疑いを持ってかかってしまい、不安の種をほじくり返さずにはいられないようです。ならば残念なことではありますが、自らが納得できるまで、もしくはもう参ったどうにでもしてくれとと音を上げるまで、とことん自粛生活を送るよりないようです。