かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

猫の腎臓病改善研究に寄付が殺到しているそうです。

2021-07-16 20:17:34 | Weblog
 奈良市の昨日の最低気温は20.4℃、最高気温は31.4℃、今日の最低気温は22℃、最高気温は30.8℃、五條市の昨日の最低気温は20.5℃、最高気温は30.3℃、今日の最低気温はで20.8℃、最高気温は28.9℃でした。昨日は曇り時々晴れ、昼間に雷が唸るも雨にはならず、今日は未明の3時から4時ころ少し強めの雨、その後上がって一日曇り、昼過ぎに少し雨、という天気でした。
 昨日は少々急ぎの仕事があってちょっとばかり本気で残業していたらその作業に思いの外集中して帰宅が遅くなり、ブログの更新を諦めました。早く寝たかったので風呂にも入らずシャワーにとどめましたが、やっぱりちゃんと湯船に浸かった方が気分がいいような気がします。
 ところで気象庁のサイトで天気図を見たら梅雨前線が消えていたのですが、さすがに近畿地方も梅雨明けではないでしょうか? 週間予報でも奈良は35℃とか36℃とかの最高気温が並んでいますし、酷熱の夏が来週からやってくるのでしょう。それなりに涼しく過ごしやすいときは、残念ながらもうしばらくの間はなさそうです。
 
 さて、東京大学の宮崎徹教授らが、2016年に猫が必ず患う腎臓病の原因を解明、腎不全を改善する薬の開発に着手して、企業の支援のもとついに臨床試験に入ろうと言う矢先に新型コロナ禍で治験が頓挫した、というニュースが先日流れていましたが、その話を観た全国の猫好き達が、東大へ次々と研究支援の問い合わせが殺到、東大で寄付の管理を担当する基金事務局が急遽寄付金の使途を指定できる項目に宮崎教授らの研究を追加した所、という新たなニュースが上がっていました。約2900件、約3千万円の寄付が集まり、現在も増え続けているとのことです。東大によると、通常、大学への寄付は年間1万件程度で、一つの研究課題に対しこの短時間でこれほどの寄付が集まるのは「史上初めての出来事」という前代未聞の事態との認識だそうですが、ネコ好きの執念をあまりにも甘く捉えすぎであろうと思いました。
 宮崎教授によると、「(治験は)どうしても数億円はかかるので、コロナで苦境に立つ企業が新しいビジネスに乗り出すのが難しくなった」と話していたそうですが、我が国でそれくらい集まるのでしたら、世界に向けて宮崎教授らの試みを大々的に発表したら、億単位のお金くらい瞬く間に集まるのではないでしょうか? ネコ好きの大富豪が一人でもいたら、一瞬で必要経費額が稼げるやもしれません。
 それにしても、動物の薬の治験でも数億単位でお金がかかるものなのですね。私は猫には特に執着はありませんが、どんな内容であれ研究が前を向いて動き出せるようになるのなら、それは素晴らしいことです。そのためならば、一日も早くネコ好きな人たちの悲願が達成されるよう祈りたいと思います。

コメント
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