かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

選挙が終われば「合従連衡」のお時間ですね。首相指名選挙でどんなドラマが生まれるのやら、なるべく楽しい結果になって欲しいものですが

2024-10-28 19:25:39 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は16.6℃、昼の最高気温は21.2℃、五條市の今朝の最低気温は15.8℃、最高気温は19.8℃でした。昨夜半に降り出した雨は、時折目が覚めるほどの雨音を出すくらいに本降りになりつつも朝には上がり、その後はずっと曇り空でした。夕方には雲が切れて青空が覗きましたが、日差しはほぼ届くことなく、湿って薄ら寒い空気のまま夜を迎えました。明日は今日よりは天候が悪化して一日雨模様が予想されていますが、明後日には日差しが帰ってきそうです。明日はなるべく内にこもって、濡れないようにするのがよさそうです。

 さて、一夜明けて情勢がはっきりしてみると、細かなところでもなかなかおもしろい構図になっているのが見えて、そういう意味では面白い選挙だったのかと改めて思いました。社民党がしつこく1議席取ったのも笑いましたし、日本保守党が3議席も獲得したのが驚きでした。しかも比例得票率2%を超えて政党交付金が支給されるという、結党から僅かな期間で十分「政党」と認められる存在になったことには、素直に凄いことだと感心しました。躍進したのは国民民主党で、玉木代表や榛葉幹事長は露出度が高くその言動にも好感が持てましたが、それ以外はあまり目立たないような感じがしていたので、今回の選挙で一挙三倍増を達成したのが喜ばしいことでした。議席数で公明党を抜いたのですから大したものです。逆に公明党は党首が落ちるわ議席を減らすわでいいところなしでした。自民党もそろそろ見限ってはどうかと思うのですが、今回の大敗の後では見切りをつけるわけにもいかないでしょうから、今しばらくお付き合いは続けざるを得ないのかなとも思います。それよりも、今回自民党を見限った人達の受け皿に立憲民主党がなりえたのは、正直意外でした。顔ぶれは全然変わってないのに、しかも現党首は現在に続く増税路線を決めた張本人であるというのに、多くの人がかつての民主党政権の悪夢を忘れてしまったとでもいうことなのでしょうか? いくら過去の出来事を水に流す国民性とはいえ、ちょっと解せない結果でした。
 次は首相指名選挙ですね。辞任はしないと明言した石破総裁と野田代表との一騎打ちとなるのか、はたまた石破総裁が引きずり降ろされるような展開があるのか。水と油の立民と維新をなじませるような辣腕のフィクサーでも現れたらまた一段と面白くなりそうですが、そんな坂本龍馬のようなヒトが現代に存在しうるのか? この混沌の状況がそんな異才を生み出す苗床となり得るのであれば、それはそれで意義深い選挙だったと言えるかもしれません。まあできたとしても日本新党政権のごとく、あっさり瓦解してしまいそうですが。


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