今朝の奈良市の最低気温は13.5℃、昼の最高気温は26.4℃、五條市の今朝の最低気温は10.6℃、最高気温は25.7℃でした。今日は朝から快晴の青空が広がりましたが、朝の冷え込みも一段と強烈になってきました。これあるを想定して昨夜は一枚余分に掛ふとんを用意して寝ましたが、それがなければ明け方前に寒さで目が覚めていたことでしょう。昼間もよく晴れてそこそこ気温が上がってきましたが、朝同様昼もこれだけ晴れて30℃超えないのが不思議に感じるくらい、ついこの間までは暑かったのにと不思議に感じます。ただ、明日明後日は太平洋高気圧が勢力を盛り返し、所によっては真夏並みの暑さになるところもあるそうです。昼はまず空模様を観て、これはきつそうだと感じたらなるべく外出は控えるというような判断が必要とされそうです。
さて、車の運転は男女どちらが上手か? 昔から男性の方が運転はうまい、という常識が流布している話ではありますが、これまで、科学的に調査された事例は案外無かったそうです。そこで、テネシー大学のアレックス・スコット氏らがアメリカ国内のトラック運転手を対象に調査を行い、その結果を発表しました。調査では、2010年から2022年までの延べ2200万件ものトラック検査記録などを分析しています。女性のトラックドライバーはどの国でも非常に少なく、日本は2%強、アメリカでは4%弱なのだそうです。母数がこれだけ違うとさすがに男女間の比較というような単純な話は難しい気が致しますが、この10年で女性ドライバーの数は一貫して増加しているとのことですし、その背景を理解した上でのとりあえずの議論の土台としてなら、一定の価値がありそうにも思えます。
その前提でスコット氏らの調査結果を観ると、男性の方がリスキーでコンプライアンス軽視の危険な運転をやりがち、という結果がでて、女性の方が実は運転が上手いということではないかとの結論のようです。私としては、遵法精神に富み、無理を避けてきっちり仕事をする、と言うことであれば確かに女性の方がしっかりしている気がするのですが、それと「運転が上手い」というのはなにか違うような気も致します。そもそも「運転が上手い」という場合の判断基準は一体何なんでしょう? 私は、観察力や集中力に優れ視野が広く反射神経がよいため、車の操作を迅速・精密・安全にやれる、といったような事ではないのだろうか? と思ったのですが、トラック輸送のような社会インフラ・企業経営の立場からしたら、個人の能力や技量よりも、まずは遵法精神に富む心がけのほうが重視されるのかもしれません。
個人的な経験からすると、危なっかしい運転は男女問わずやるやつはやるという感じがします。ただ女性の方が無意識なのかやたらと車間を詰めてくる傾向があったり、駐車場から道路に出るときに、車が迫ってきているのに平気で飛び出てくるヒトとかも、女性の方が目立つような? 距離や速度を客観的に把握するのが苦手だったりするのかもしれませんね。