かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

こういうときほど、東京一極集中を意識することはそうないと思います。

2007-08-16 22:57:03 | Weblog
 後一週間もしたら少しはましになると思いますが、相変わらずの天気が続いてさすがにうんざりします。ただ、昨晩はここ数日では比較的良く眠ることができました。やっぱり寝る前のビタミン剤がかなり問題だったみたいです。ということは、朝出掛けに飲むか、あるいはお昼ご飯の時に同時に摂取すれば、一日仕事をつつがなくできるんじゃないか、と気づきました。このところ寝不足で特に昼過ぎ、3時ごろからかなり強い眠気に襲われることがしばしばありましたので、それを乗り切ることができるのならありがたいことです。早速明日にでも試してみましょう。

 というわけで、明日にはいよいよ夏のコミックマーケットが有明で華々しく開催されるわけですが、東京というところはさすがに日本の首都というだけあって、いろんなイベントが次々と開かれて目移りするほどです。私は関西の中でも山の中の田舎に逼塞する境遇なのでおいそれとは行けませんが、もし東京に住んでいたりしたら、有給休暇をどうやって取得するか、あるいは「仕事」とどうにか結びつけて出張できないか、毎日そればかり考えて過ごしていたかもしれません。たとえばこんなイベントを見つけました。
独立行政法人 理化学研究所脳科学研究センター10周年記念シンポジウム
 最近進展著しい脳科学の研究拠点が設立10周年を迎える今年を記念して行なう一般参加可能なシンポジウムだそうです。
「脳科学の世界的潮流を示しながら、国家的・経済的・社会的視点から脳科学と脳科
学総合研究センターの使命と展望を提示し、人類と社会の真の幸福へいかに貢献できるかを問う。」という高邁なテーマが語られておりますが、多分最先端の研究成果を元に、それなりに噛み砕いて一般の人にもわかりやすくなるよう努力して情報を提供したりする場となるのでしょう。麗夢を通じて夢と脳の関係に興味を持った私などからすれば、是非一度聴いてみたいと思うお話なのですが、いかんせん、日時:10月24日(水)13:00~17:00 会場:経団連会館・経団連ホール(東京・大手町)とあっては、おいそれと気軽に行くわけにもまいりません。せめて大阪なら有休とって行くんですけどねぇ。 後はこの日取りにあわせて、東京かつくばに出張する計画を無理やり作るぐらいしか、今の私にこの日程で東京に出る算段はありません。
 他にも「脳科学ひろば」なる催しもあるそうです。こちらは10月27日(土)28日(日)の両日、青山であるそうで、内容的にはこっちの方がより素人にもわかりやすく最先端の研究成果を披露してくれそうな感じです。・・・まあ行けない、という点においては全く同じなのですが・・・。

 まあ自分が行けないのはしょうがないので、せめてこのささやかなブログででも勝手に紹介させていただいて、東京近辺で夢に興味があるような方々は、「脳科学ひろば」だけでもちょっとのぞいてこられてはいかがでしょう? 色々面白いネタが転がっていそうな気がするんですよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝つきの悪い夜を少しでも改善しようとじたばたしています。

2007-08-15 23:06:44 | Weblog
 このところ、寝つきが悪くて眠りも浅くて、明らかに睡眠不足気味になっています。熱中症や熱射病は睡眠不足になると大変かかりやすくなるそうなので、炎天下で仕事しないといけないときはかなり気を使って水分と塩分の摂取を励行しています。おかげさまでとりあえずいきなり意識不明、なんていう事態は避けられていますが、やっぱり寝るのが一番の良薬なので、何とかぐっすり寝るようにしたいものです。それではたと気が付いたのですが、私は毎晩寝不足になるのは当然熱帯夜なこの暑さのせいだ、と思い込んでおりました。もちろんそれはそれで重要な原因の一つなのでしょうが、実はもう一つ可能性があることに思い至ったのです。それは、夕食後のビタミン剤の摂取。サプリメントとして亜鉛などを常時摂取しているのですが、最近、夏バテを警戒して錠剤タイプのビタミン剤を一緒に服用しておりました。これがちょうど横になる時分に効果を発揮して、入眠を妨げているのではないか、と気づいたのです。というわけで今日は習慣的に手を伸ばしそうになったビタミン剤を済んでのところで押しとどめました。これでぐっすり眠ることができるならありがたいのですが、果たしてどうなることでしょうか。

 暑いといえば関東では線路が曲がって電車が運休したりしているそうですね。昔からよく聞く線路の異常ですが、そんな話を見るにつけ、今年の夏コミは相当厳しい3日間になるんじゃないか、とよそごとながら軽い戦慄も覚えたりするのですが、ためしに週間天気予報を見てみましたら、この日曜日は雨だそうじゃないですか。随分昔、コミケでは雨が降らない、という都市伝説がありましたけど、会場が転々とし、創業の代表が逝って、そんな伝説的神通力が通じる時代も終わってしまったのかもしれません。でも逆にこれで今年雨なしで過ごせたりしたら、新たな伝説の始まり、なんてことになるのかもしれません。そうなったらなったでやたら暑くなるのは避けられないはずなのでどっちもどっちだとは思いますが、いずれにしても参加される皆さんのご健勝を祈るばかりです。

 ところで言うまでもなく今日は終戦記念日で、私などは休戦記念日か停戦記念日と呼び習わすべきだ、と周囲に漏らして煙たがられるのが落ちなのですが、法的にはどうあれ、また相手国がどう考えているのであれ、天皇陛下が矛を納めよと国民に呼びかけたからには、我が国に限って言えば「終戦」という捉え方でもかまわないのかも、と最近は思い始めています。ただ、そんな心情的な話は話として、歴史の学習としては教えるべきことはきちんと教えるべきだと思いますし、研究としても、あの戦争の時代を冷静に、多角的に、捉えなおすべきだと思うのです。猪瀬直樹の『空気と戦争』(文春新書)を読んでいるのですが、確かに当時の政治や軍組織の無策と今の年金問題やかつての国鉄、道路公団といった問題とには、日本人の遺伝病とでも言うべき同じ質の根があるというのにはうなづける気がします。62年前の今日を境に戦前と戦後が分断されているかのような「空気」はそろそろ卒業して、連続した時間の流れの中で解釈し、その成果を現代的に生かす工夫を各界で考えるときが着ているのではないでしょうか。そうすれば、おせっかいな国の慰安婦決議案や我が国の原爆擁護論(?)などでせっかく注目が集まっているあの時代の話をそっちのけにして、前首相が参拝したとか言うようなある意味どうでもいいことをあたかもトップニュースであるかのごとく捉える風潮も、少しはマシになるんじゃないか、と思います。研究報道、調査報道というものがマスコミの主要な仕事になる時代が、来てもらいたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千切れたのに気づかず走り続けたというのには心底驚きました。

2007-08-14 22:54:42 | Weblog
 静岡県で国道のバイパス、という多分高速道路みたいな高規格道路じゃないかと思いますが、そこをしていたバイクの男性が運転を誤って中央分離帯に右足を接触、そのときの衝撃で膝下10センチのところで足が切断、ところが男性はそのまま気づかず、2キロ先のインターチェンジまで走り、そこで止まろうとして始めて自分の足がないことに気づいたのだそうです。にわかには信じがたい話ですが、中央分離帯に足をぶつけたときの衝撃で感覚が麻痺していたのかもしれませんし、出血も、瞬間的な切断だと筋肉が収縮して血管を圧迫し、意外に出ないものとも聞いたことがあります。それに右足は後輪ブレーキを操作しますので、順調に飛ばしているときはまず使いません。そんなこんなで結局気づくことなく2キロも走ることができたのではないか、と思います。
 こういう事故を見るとやっぱりバイクというのは危険な乗り物なのだ、とつくづく思います。自動車のように、身体を護る機構がまったくと言っていいほどないわけですから、何かあれば即身体に影響するわけです。幸か不幸か私の普段乗るやつはそんな高規格道路をかっ飛ばせるほどスピードは出ませんので、仮に同じような事故にあっても、せいぜい骨折するくらいで済むんじゃないかと思います。というより、多分同じようにゆるいカーブを曲がりきれずに接触する、ということ自体起こりえないでしょう。それでも特に雨の日などはスリップする危険が常に付きまといますし、暗い道では対向車の光に幻惑されて目隠し同然の状態になることもままありますから、遅いのは遅いなりに危険はいっぱいあるのです。特に最近は富に反射神経が鈍っているのを自覚させられますので、同じスピードでも、5年前に比べればかなり危険度が上がっていると思われるのです。事故に遭った男性は54歳だそうなのですが、私もそう遠からぬ将来に損な年齢に達することを思えば、あまり他人事とも思えません。もうすぐ今乗っているやつが寿命を迎えようという頃合なのですが、次の乗り物は、この辺で二輪は卒業して自動車にするか、それともやはり二輪で行くかをぼちぼち本気で考えないといけません。渋滞知らずで小回りがきいて、方向音痴にはぴったりの乗り物だとは思うのですが、寒暑著しき時分や雨続きのときなど、安全快適を願うにはやはり二輪というのは少々辛い乗り物ではあります。でも、車は車で、これ! というのが今ないのですよね。今でもたまに見かけるのですが、ちょっと前に出ていた「ミゼット2」なんかは私好みの楽しそうな車だったんですけど、そろそろ同じコンセプトで「ミゼット3」とか出してもらえないものでしょうか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コミケの暑さ対策に、自家製梅干などいかがでしょう?

2007-08-13 22:33:15 | Weblog
 今日は久しぶりに地元の温泉に行ってきました。温泉といっても地下数百メートルをボーリングして無理やり出した低温のお湯を沸かしているやつで、泡風呂やらサウナやら露天風呂やらいくつも種類わけした浴槽を備える、都市近郊型の豪華な銭湯といった感じのやつです。私のお気に入りは、漢方蒸風呂と名づけられている一種のサウナで、薬草の香りがついた約50度の蒸気が室内にこもる蒸し風呂です。いわゆるサウナと違い温度が低い割りに良く汗が出ますし、独特の薬草臭がなんとなく身体に良いような気がいたします。もちろん長いこと入っているとさすがにのぼせてきますのでそこは加減しないとなりませんが、途中こまめに水分補給しながらこれと露天風呂で交互に出入りするだけで、程よく体が疲れて気持ちよく寝られそうな気分になってきます。
 ところで、このところの暑さは相当堪えるようで、熱中症で何人も亡くなってられます。87歳の寝たきりの女性が冷房のない部屋で寝ていて意識不明となり、緊急搬送された病院で亡くなったり散歩中の35歳の男性が突然倒れてそのまま逝ってしまったりと、家の中だろうが外だろうがお構いなく、暑さで消える命が相次いでいるようです。そういえばこのところ私もなんとなく体がだるかったり頭痛がしたり気分が悪かったり頭がふらついたりすることが多く、多分寝不足のせいか、と特に深く考えもせず思っておりましたが、これらの症状は熱中症の初期症状とほぼ同じ、というところから考えますと、この暑さを勘案すればやはり熱中症になりかかっている、と見たほうが正しいように感じます。熱中症は高温にさらされる時間が大きな影響を持つのだそうで、午前中よりも午後3時以降が一日の中では危険な時間帯になるとのこと。熱がこもり、水分と塩分のバランスが崩れるのが原因となるので、こまめに水分を補給することと、塩分も忘れずに摂ることが予防に重要なポイントになります。そういえば鉄工所などでは水だけじゃなく、塩もふんだんに用意されて、働く人が水と塩分を容易に補給できるようにしてあったとか。今ならスポーツドリンクがありますけど、水や麦茶に梅干を用意しておくのも良いそうです。確かに梅干は塩分が多い上、クエン酸が豊富で疲労回復にももってこいですから、糖分過多になりがちな清涼飲料水よりも梅干+麦茶というのは実に理にかなった組み合わせと言えます。夏コミの修羅場に突入される皆さんも、実践されてはいかがでしょうか? そのときは最近の減塩タイプではなく、なるべく昔ながらのおばあちゃんが漬けたような梅干が、腐ったりもしないしよろしいのではないか、と思います。でも多分その辺のお店ではそんな梅干はまず入手不可能なはずですので、いっそ自分で夏コミ向けに漬けてみる、というのもいいかもしれませんね。来年はちょっと検討してみましょう。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今は40%を切った、というだけで大騒ぎしていられますが、10年後にはもっとひどくなるかもしれません。

2007-08-12 23:21:17 | ドリームハンター麗夢
 毎日暑い日が続きますが、つい先月までは寒さを覚えるほどな天気もあった冷たい夏でしたし、年明けからこっち、とにかくヘンな天気続きになっています。そうなれば心配されるのは食料生産ですが、今年はどうやら、随分不作でひょっとしたらまた外米を輸入しなくちゃならないようになるかもしれません。今年、食料自給率が、カロリーベースで40%を割り込むのだそうです。原因は天候不順で、日照不足や集中豪雨の影響が大きかったのだとか。でも、私はそれに加えて燃料高騰も少なからず影響しているんじゃないか、と疑っています。なんと言っても今の高度に機械化された農業は、石油無しには成り立たない産業になっていますから、これだけガソリンなどが値上がりすれば、影響を受けていないはずがないのです。特に重油を大量に消費する施設園芸においてその影響は著しく、促成の野菜などでは相当厳しい状況になっているとも聞きます。農水省はどうも故意にその点について触れないで、お天気のせいばかりにしているような気がしてなりません。
 あと不思議なのは、このような低水準の危機的状況な食料事情にあるにもかかわらず、現在の農水省の主要政策は農産物の『輸出』だったりするのです。自国の食べ物すら満足にまかなえないのに、儲かる農業を目指すとやらで、高品質な果物などを積極的に出していこうという、そのこと自体を否定する積もりはありませんが、それ以上に本当にやらないといけないことがあると私は思うのです。
 たとえば、輸出でやっていけるような実力のある農家は、国の支援などなくてもちゃんとするでしょう。畑だって維持されるでしょうし、生産力も落ちることはないと期待できます。でも、今本当にダメになっているのは、もっと基幹的な部分の農家です。手厚い保護政策にまもられ、先々を見越した戦略的活動をなんらしなかった日本の農業は、後継者もなく、今や立ち枯れる寸前になっています。今はまだ自給率40%、などといっていられるほど、各農家はがんばっているのですが、もう10年も経てば元気な農家は激減し、自給率も大幅な下落を余儀なくされるでしょう。それに対する有効な施策を考え、一刻も早く手を打たないとならないはずなのに、どうもそういう視点でものを考えているような様子がうかがえません。産業として魅力あるものにして若い労働力を配分できるようにするにはどうしたらよいか。民主党の唱えるようなばら撒き政策でそれが実現するとは到底思えません。政治家や官僚達は、あと何年がんばれるか判らないようなお年寄りに頼る我が国の農業の現状を、本当に理解しているのでしょうか? 食料がほとんど自給できなくなったときのことを真剣に考えているのでしょうか? 自分の食い扶持を自分達の手でまかなえない国に未来はない、と私は思うのですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民の四分の一は一党独裁を希望?

2007-08-11 23:50:58 | Weblog
 まあ言ってもせん無いことながら、今日も暑かったですね。日陰や室内にいても熱中症になってしまいかねない気がする暑さです。当然ヒーター同然のPCなど昼日中は動かす気にもなれず、だらだら本を読んだりしておりましたが、いつの間にか眠り込んでいたりしておりました。人間、暑いと眠くなる、とはきいておりましたが、なるほど、こういうことか、と妙に感心してしまいました。

 さて、時事通信社が先ごろ世論調査したそうですが、その結果として、四分の一を超える人が、自民党と民主党の大連立政権を望んだ、のだそうです。どういう設問でどういう人たち相手に何人の答えを集めたのか、そのあたり全く不明なので本当に意味のあるデータなのかどうかいまいち判断いたしかねる数字ではありますが、一応看板を信用してそれなりに客観的なデータとして見てみますと、結構面白いものがあります。ちなみに、自民党中心の政権が22.7%、民主党中心の政権が望ましいのは22.8%と、ほぼ拮抗している様子です。残りの四分の一はどういう意見なのか判りませんが、自民単独、民主単独が双方11%少々、というところなので、あえて書いてないところを見ると他政党を挙げていたりする数字は1割もないということなのでしょう。おそらく残りの大多数は「判らない」とか「どちらでもない」とかいうような意見だったのではないでしょうか。
 まあおそらく無党派層と目されるその他意見はとりあえずおいておいて、かなりの人数が自民民主の大連立政権を望む、という結果には、正直言ってかなり驚きました。足して2で割ればよい、というものでもないと思うのですが、我が国の人士は、何にも増して安定を望んでいるということなのでしょうか。今自民と民主が大連立を組んだりしたら、その勢力たるやもはや対抗勢力など存在しようもない独裁体制が出来上がることでしょう。本当にこんな平成の大政翼賛会を望む人がいるんでしょうか。年金問題とか、党派を超えて挙国的に取り組んでほしい政治課題があるとは思いますが、国政はそんなマスコミが好んで取り上げるようなネタばかりではないでしょう。 それともかつて自由党と民主党が合体して自民党が生まれた頃のことを良く覚えている人たちが大連立に夢よもう一度、なんて期待していたりするのかも、などと考えてしまいました。
 まあ国民や国政のことをまるで見ていないかのような気にさせられる様子を見せられては、不毛な足の引っ張り合いなどやめてもっとまじめに政治をしてくれ、というキモチも判らないでもないですが、どうせ大連立、なんていうことがなったとしてもその中で派閥間の争いが相次ぐのでしょうし、合従連衡する対象が増えるだけで、今の政党とほとんど変らない光景が繰り返されるだけなのではないのでしょうか? それよりも、ここは現首相に完全に力尽きるまでがんばっていただいて、その間に前首相が予言したように民主党が割れたり、あるいはひょっとしたら自民党ももたなくなって砕けたりするかもしれませんし、そういう破壊の末に、かつての55年体制のごとく、その後の半世紀を決定付けるような新しい秩序が浮かんでくるかもしれない、などと、私は期待していたりもするのです。大連立で安定を望むより、多少不安定でもそういった動きのある方がよほど面白いんじゃないか、と私は思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年々アルコールには弱くなってきているような気がします。

2007-08-10 23:12:18 | Weblog
 昨日は最近退職した事務系の同僚とその代わりにやってきた方の歓送迎会が開かれました。久々の飲み会で少々御酒を過ごしてしまい、日記を書くことができませんでした。ビールざっとコップ3杯、白ワイングラス1杯、ウィスキーのソーダ割1杯、アルコール量にすると、ビール27ml、ワイン20ml、ウィスキー15ml、計62mlほど約50g、つまり2単位と少しで、完全に代謝されるまでにおよそ6時間程度と見積もられる量であり、毎日飲んでいたら確実に死亡リスクが高くなってくる量ともいえるのですが、幸か不幸か私は日常的には一切アルコールを摂取しませんので、これでリスクが高くなる、ということもまあないでしょう。それよりも10年ほど前なら、飲み会ではこの倍くらいは飲んでいたのではなかろうか、と記憶しているのですが、連日の暑さで寝不足気味だったとは言え、このくらいの量で日記もかけなくなるほど憔悴するとは少しショックでもあります。

 そういえば、今頃になってやっぱり今年は猛暑だ、という話になってきているようですね。東京では、今までのところ8月の平均気温が史上2位の高水準で推移しているそうですし、しばらくは天気も安定、暑い日が続くそうですから、場合によっては記録更新もありうるんだそうです。こちらでも、立秋間際までは夕立などの影響もあり、それほど暑い! とうなるような日はそうなかったのですが、立秋前後から急に『真夏』を意識させられる気候になってきています。多分来週もこの調子で「夏」が続くのでしょうから、有明に集う方々はくれぐれも暑さ対策忘れないようにしてくださいね。
 
 さて、二日酔い、というわけでもないのですが、アルコール代謝に伴う消耗が響くのか、兎に角眠いしおなかの具合も今ひとつだし、で体調本調子には程遠いので、今日はさっさと寝ることにします。といっても多分夜中過ぎまでは暑くて寝つけないと思われるので、涼しい明け方までは寝るのに苦労しそうです。サマータイム、という話が毎年のように出ますけど、私としては時間を早くするんではなく、遅くしてほしいと思います。そうすれば、涼しい朝に少しでも寝る時間が増やせますからね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信号ってどうして引っかかってばかりの日とスムーズに抜けられる日があるんでしょうね。

2007-08-08 22:45:05 | Weblog
 私の住まいから仕事場までおよそ25キロほどの道のりに、信号が20と踏切が6箇所あります。これが多いのか少ないのか、他に数えたことがないのでわかりませんが、地方都市と山の中を行き来するので、街中に比べれば少なめ、本当の田舎に比べればやや多め、というあたりではないか、と勝手に推測しています。そんな道を毎日往復しているのですが、特に朝の通勤では、どう考えてみても信号運が悪い、としか思えないような事態に陥ることがままあるように感じられます。つまり、ほとんどの信号に引っかかり、停車を余儀なくされる、という事態です。今日はちょうどそんないやぁな雰囲気の中かなりの苛立ちを覚えながらの走りでしたので、ならば検証してみようと遭遇した赤信号を数えてみました。すると、結局11になりました。また、ぎりぎり引っかからなかったものの、信号が青に変る前に減速を余儀なくされたものや、ぎりぎり信号が変る直前にわたることができたものなどボーダーライン上のものも含めますと、全部で14に達しました。赤信号遭遇率55%、危うく、という部分まで見た危険率だと70%に達します。なるほど、これくらいになるといかにも信号に引っかかってばかり、というイメージが出来上がるのか、となんとなく納得いたしました。
 一方で、今日はなんて信号運がついているのだ、と思うこともあります。狭い道から広い道に出るところの信号のように、青信号が短く、赤信号が長いところをすんなり通り抜けることができたりして、引っかかる信号がほとんどないように感じられるような日です。これはまだ数えてみたことはありませんので機会があれば一度やってみようと思いますが、どうもこれはこれで警戒信号が頭の中で灯ったりして、手放しに喜べなかったりもします。その原因は過去一度だけ、すんなりほとんどの信号に引っかからずに走ってきた日に、わき道から幹線道路へ出る信号のない合流地点の一時停止を失念したために、張っていた警察に見咎められ、罰金、減点を喰らったことに起因しています。実のところ損な風に災難に見舞われたのは過去その一回だけなのですが、日ごろはなかなか青信号に恵まれない交差点ですんなり通過できたときなどは、「浮かれていたらダメだ」と自分を諌める自分がいることを意識いたします。まあそれはそれで安全運転に寄与しているとも言えるわけですから悪いことではないのでしょうが、羹に懲りて膾を吹いているような気がするのは否めないわけです。
 それにしても、何故こうも簡単に信号に引っかかったりするのでしょう? 一部、点滅信号だったり赤信号が非常に長い合流地点だったり、引っかかるのは仕方がない、と思われる信号も幾つかあるのですが、それ以外の信号はそれほど赤信号が長いわけではないですし、タイミングよく走っていれば、どれもスムーズに通過できるはずなのです。現に年に何回かは信号の神様に微笑みかけてもらっている、と感じられるような日があることを思えば、必ずしも無理からぬことではないか、と思うのです。ようは見えない位置にある信号の青と赤の変化のタイミングが判れば、それにあわせて走るスピードを調整してやるだけで、ほとんど止まることなく走りきることができるのではないでしょうか。その為には、全ての信号に現在の状況を知らせる何らかの伝達手段を用意し、それを受け取って合理的な判断をするナビゲーションシステムを車の方に用意すればよいのでしょう。現代のコンピューター技術で十分可能なように思うのですが、誰かそういうシステムを本気で開発しようという道楽者はいらっしゃらないものでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の定番もここまで堕ちたか、と私は嘆かわしくなりました。

2007-08-07 23:10:47 | Weblog
 このところ連日雷雨が続いています。午前中は比較的天気が良いのに、昼過ぎから妙に雲が多くなり、早ければ3時ごろ、遅くても5時過ぎくらいには空が真っ暗になっておどろおどろしい空鳴りが聞こえ始め、やがて大粒の雨がどかどかと降り出して、閃光と轟音が当たりを席巻する、という、おなじみのパターンです。この状態がざっと一時間弱続き、やがて涼しさだけ残して、空が明るくなります。
 この天気のパターンは、どちらかというと時期は夏の終わり、秋に変る節目のところで、大気の状態としては、多分夏を支配する大気と秋の気配を呼ぶ大気がぶつかり合い、不安定になることで生じるのだと考えております。でも、8月初旬という今の季節は、普通なら夏がどっかりと腰をすえ、かんかんでりの日差しが容赦なくアスファルトを灼き、遠く陽炎が立って逃げ水がいつまでも見える、というような頃合のはずです。予報では一応明日からそんな夏らしい天気になりそうな話をしていたようですが、これは春のときと同じパターン、本来冬の時期に妙に暖かく、春になったと思ったら冷え込んだあの状況と非常に似通った形で季節が変っていくのかもしれません。明日は立秋ですが、今年は暦はテンであてにならないようです。

 さて、そんな変則運行中の夏ではありますが、テレビではお定まりの心霊怪奇特集が放送されているようです。まあ心霊写真なる、大抵は「はぁ?」と首を傾げたくなるような拙劣なものを大写しにしながら思わせぶりな音楽をかぶせ、ゲストのタレントが悲鳴を上げたり息を呑んだりする中で、自称なのかテレビ局の用意したタレントなのか、ともかく霊能者なる御仁がしかつめらしくその写真に判定を下す、という、もう何十年も同じことの繰り返しな娯楽番組ならば、それを楽しむ分にはまあ別に目くじらを立てるほどのこともないと私は思います。もっともらしく霊能力者とか心霊研究家と紹介される人物のいかがわしさは少々難がある、と思わないでもないですが、それもまた一つの娯楽の要素だと割り切って観る分には、遊園地のお化け屋敷同様、それなりに楽しめるというものでしょう。でも、今日の関西テレビで19時から放送された江原啓之スペシャルって、一体これはなんなんでしょう? 「『天国からの手紙」驚異の霊視で今夜奇跡が・埼玉園児4人死亡事故・・・絶句・亡き子供達から驚くべき言葉が」・・・このタイトルは一体何?
 この死亡事故は昨年9月、埼玉県川口市の市道で、わき見運転していたワゴン車が保育園の園児の列に突っ込み、4人を殺害した事故のことでしょう。その事件をダシに、スピリチュアルカウンセラーといういかにもな肩書きが、今は亡き人の思いを感じ取り、そのメッセージを残された家族に伝えるのだそうな。テーマは「遺された者の生きる道」なのだそうな。どうやらこの事故だけではないようですが、ようするにイタコをテレビでやろうということなのでしょうか。
 あまりの愚かしい内容に観ることすら拒絶してしまいましたが、テレビ局は本気でこんな番組を製作・放送したのでしょうか? スポンサーは一体何を見てお金を出すことに決めたのでしょうか?
 この番組に出ている遺族と称する方が本当の御遺族なのかどうかすら怪しいと私などは思ってしまうのですが、それはそれとして、現実に亡くなった人間、その憤りや悲しみや惨めさをダシに金儲けしようなどと、一体誰が企画しそれを通したりしたのか。それも交通事故根絶の願いを込めて、とか言うのならともかく、怪しげな輩の怪しげな言葉で遺族を慰めようなど、これは慰めているのではなくて慰み者にしているだけではないですか。ただでさえ怪しげな新興宗教やらなにやらが跋扈する世の中に、心霊怪奇現象という娯楽でお涙頂戴を演じようというその浅はかさ。死者への冒涜とか考えないんでしょうか? いや、ひょっとしてひょっとしたら、これを製作・放送したスタッフは、こんな話を信じていたりするんじゃないでしょうね? それなら、まだ視聴率を稼ぐためにやりました、と嘯いてくれた方がよほど安心できます。ひょっとしたら出演者も放送局も、「いいことをした」と錯覚しているのだとしたら、こういう番組によって自称霊能者による詐欺やカルト宗教をはびこらせたりしかねないという危険性を、もっと真剣に考えるべきだと私は思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろ本気で大東亜戦争とはなんだったのか、ということを問うべき時期が来ているのではないでしょうか?

2007-08-06 23:27:50 | Weblog
 今日は原爆記念日。テレビでも新聞でも広島の模様を伝えるのに躍起になっておりましたが、果たしてこの一連の動きは、核廃絶に多少なりとも意味のある活動になっているのか、疑問といえば疑問ではあります。広島市長の演説にしても、どうも自己満足というか、具体的な核廃絶に向けての提言にはなりえていないような気がしてなりません。核保有国は世界にいくつもあるのにアメリカの戦略だけを槍玉に挙げてみたり、本気で核廃絶を考えているのか、疑問にさえ感じさせられます。とはいえ、唯一人に向けて原子爆弾という兵器が使用された国として、何らかの発信を続けていくことには、一定の意味はあるでしょう。当のアメリカには、あれは早期終戦に必要な犠牲だった。現にあの後日本は降伏して、あれ以上の犠牲を出さなくて済んだ。つまり日本のためになったのだ、という話があり、我が国でもそれを肯定する意見が、前防衛大臣の失言にもあるように、それなりに根強いものがあるのでしょう。でも、アメリカの手前味噌な善意の押し付けも、良く考えてみるまでもなく、アメリカ自身が硫黄島や沖縄での抵抗に辟易し、もしこのまま本土決戦に突入したりしたらそれこそ自国民がどれだけ戦死するか、そんな事態を回避して相手に白旗を揚げさせるにはどうしたらいいか、と考えた末に選んだ方法なんではないのでしょうか。無差別爆撃や原子爆弾使用をみても、彼らにとって別に日本人が何人死のうが関係なかったはずで、もしすんなり予定通り日本近海の島々を攻略できていれば、日本人を殲滅する位のつもりで日本を蹂躙したのだろうと想像されます。無責任を承知で言えば、あるいはそこまで徹底的に抗戦し、ひたすら粘り強く、文字通り最後の1兵、最後の1国民になるまで戦い続けていれば、あまりの犠牲の多さに根を上げて、アメリカの方が講和を言い出していたかもしれません。実際ベトナム戦争ではそれでアメリカは負けていますし、その後の日米関係、あるいは日本と諸外国の関係をみると、終戦時の中途半端さが後々まで祟っているような気さえいたします。
 もちろん私としてはあくまで本土決戦をやるべきだった、日本人は1945年、あるいはもう少し後までかかったかもしれませんが、とにかくあの戦争で滅びるべきだった、などとは言いません。むしろ何故あのような無益な戦争にのめりこんでしまったのか、戦いに入ったこと自体がまず許せませんし、戦う、という意味をまるで理解していないようないい加減を続けていたことが許せませんし、同じ負けるにしても、あんなにぼろぼろになるまで、無様な負け方をしたこともまた許しがたいのです。原爆はいけないもの、というのは間違っていないと思いますが、そろそろ、何故あの戦争をやってしまったのか、軍部の独走というのならそれでも結構ですが、では何故軍部の独走を許してしまったのか、そのとき政治は一体何をしていたのか、国民やマスコミは何を考え、何をなしたのか、というあたりを徹底的に議論し、我が国のぬぐいがたい病癖を、しっかり白日の下にさらして国民共有の認識とすべきなのではないでしょうか。今の政治のあり方とか社保庁の問題、あるある大辞典や不二家の虚偽報道問題なども、きっと同じ文脈で読み解けるはずだと私は思います。中国等特定国に対して説明するためではなく、我々日本国民が日本国民としてそのことを理解するために、立場や思想を超えて、日本国民の手でやらなくてはならない作業なのだ、と私は思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映像の出来の粗さは否めませんが、やっぱり昔の作品は面白いです。

2007-08-05 22:59:06 | アニメ特撮
 ちょっとした縁があって「スペクトルマン」を観る機会に恵まれました。
1971年から72年にかけて、計63話製作された特撮ヒーロー物で、私もリアルタイムに観ていたはずなのですが、実のところそれほどしっかり覚えているわけではありません。でも、多分ヒーローの方よりも有名なんじゃないか、と思われる敵役、宇宙猿人ゴリとラーのコンビはしっかり印象に残っていて、表情が出せないゆえの大げさな身振りや、自信に満ち溢れた饒舌な台詞回し、それに『宇宙猿人ゴリ』の主題歌など、それなりに豊富な記憶が脳裏に刻まれております。そもそも第1話からしばらくは(調べてみると20話まで)標題が『スペクトルマン』ではなく、『宇宙猿人ゴリ』なんですから、製作側もよほどこの悪役に入れ込んでいたのでしょうし、子供心にもそれは感じとれていたんではないでしょうか。今回は、その映像に接することができて改めてこの2悪党の魅力を再認識することができました。
 主人公ゴリは天才科学者で母星の支配を目論見ますが失敗、精神改造(一種のロボトミー手術?)をされる直前、配下のラーの手引きで脱出、宇宙をさまよった末地球にたどり着き、その美しさに感動、自分のものにしようとあの手この手で攻めてきます。それをスペクトルマンによって阻止されるというストーリーが展開されるのですが、このときのゴリの侵略理由がなかなかにふるっております。いわく、「美しいこの星を人間が公害などで汚し放題にしているのがけしからん。だからわしが人間どもを駆逐し、自分の星にしてやるのだ」(大略あっていると思います)。我々地球人にとっては迷惑な物言いですが、言いがかりだと反論するには、地球側にもかなり負い目を感じさせる話です。当時は光化学スモッグやヘドロ、重金属汚染によるさまざまな疾病の発生などが世間を震撼させていた時代で、同じ年の夏には東宝特撮映画『ゴジラ対ヘドラ』が上映されていますし、私が住んでいた大阪では、しょっちゅう光化学スモッグ注意報が出たりしてました。ゴリの作る怪獣は、そんなヘドロやスモッグを培養媒体にして作られるそうで、つまりは人間の所業のしっぺ返しだということになるようです。
 改めて観て思ったのは、ゴリの魅力はの源泉です。実は結構理性的で部下思い、それに潔い。たとえば、自分の作った怪獣達が敗れ去ると、彼らは良く任を全うした、敗れたのは自分のせいだ、と反省したり、スペクトルマンにやられても「完敗だな」、と一言つぶやくのみでけして激昂したりしません。そういう役柄はすべてリーの方に任されているのでしょうが、敵役としてこの沈着冷静な態度はなかなか他では見られないのではないでしょうか。
 私は、天才と称しうるほど頭が良く、カリスマもある自信家の実力者が、ちょっとしたことがきっかけで、ついに栄光の道から転落していく、というストーリー展開が身震いするほど大好きなのですが、このゴリの姿はまさにその基本的スタイルの典型例だと思います。多分幼少時にこのゴリとか死神博士とかの活躍と挫折を味わっていたがために、今の私の嗜好が形成されたのでしょう。3つ子の魂百まで。今の子供達は、それほどまでに影響を及ぼす魅力的な存在に、果たして出会えているんでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コスプレイベントに国が後援、とは、なんだかキモチ悪い気がします。

2007-08-04 22:57:12 | アニメ特撮
 今日は昼間から日が照ったと思ったらにわかに雲が押し寄せてきて雷とともに雨が降り、瞬く間にまた晴れ間が出て、と見るまもなくまた雷が鳴って傘が役に立たなくなるような雨が降る、という繰り返しでした。雨のせいで湿気は上がるし、日が照って気温も上がるし、で、不快なことこの上ない1日でしたが、最後に夕方降ってくれたおかげで、暗くなってからは結構過ごしやすくなっています。昼は暑くても夜涼しいというのはありがたいことです。

 さて、今日名古屋で「世界コスプレサミット」なる催しがあったそうですね。世界11カ国から来た22名をふくむ200人余のコスプレ参加者が、名古屋のディープスポット大洲の商店街を1キロに渡って練り歩いたと聞きました。明日はさらにコスプレ世界王者を決めるチャンピオンシップが開かれるとのことですが、200人くらいの参加者で「世界王者」は大げさなんじゃないか、と思わないでもない一方、それはそれでちょっとのぞいてみたいような、結構ほほえましいイベントになるんじゃないかとも感じられました。でも一番おかしかったのが、外務省や国土交通省が、このイベントを訪日外国人の増加を推進する「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環と位置づけ後援している、ということ。外務大臣があんなお方ですからなんとなくわからないでもないのですが、彼らお役人は一体内容を理解した上で後援しているんでしょうか? 多分サミット事務局から趣旨説明の上で後援してほしい旨、申し入れがあったんじゃないか、とは思うのですが、その説明にどんなことが書かれていて、どういう許諾理由でそれを認めたのか、見てみたい気がします。まあひょっとしてひょっとしたら、事実上実権を握っている課長補佐級の若手官僚の中には、再来週霞ヶ関から有明に出張する「スキモノ」もいらっしゃるのかもしれませんので、こんな疑問は愚問でしかないのかもしれませんが、国のお墨付きでこういうイベントが開かれるなんて、何かこう私にはぬぐいがたい違和感を覚えます。それならばいっそ、コミックマーケットも外務省・国土交通省等が援助し、警察庁も全面協力して国を挙げての一大イベントにすればいかがでしょう? 規模・知名度・立地条件ともに名古屋のサミットとは比較にならない宣伝効果が期待できると思うのですが。コミケ事務局側も、錦の御旗掲げてやれば色々と便宜よろしきを得るかもしれませんし。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橋を渡っているとき、「これが今落ちたら」なんてよく考えましたけど、本当に落ちることがあるとは・・・。

2007-08-03 22:32:32 | ドリームハンター麗夢
 朝のうちは天気も良く、風も凪いでいたのですが、昼過ぎから急に風が強くなり、やがて空が分厚い雲に覆われて、強い雨が降ってきました。それも4時前には上がりましたが、その後はやや弱まりながらも風が吹き続け、雨を除けば、比較的一日過ごしやすい気候でした。この夏2つ目の台風も、結果として我が住まい周辺には何の被害もないまま過ぎていきましたが、本家のある九州では色々あったみたいです。台風は地震同様我が国の宿命とは言え、被害がなるべく少なく済むよう、祈りたいと思います。

 自然災害は対策といっても限度がありますが、人為的な災害は、本当にどうにかならかなったのか、という思いが残ります。アメリカ・ミネソタ州で落ちた橋の惨状は、本当に信じがたいものがありました。テレビで見た瞬間、私は阪神大震災で倒壊した高速道路を連想し、凄い地震でもあったのか、と思ったのですが、話を聞いているとそうではなく、建築後40年を経た構造物の老化とか施工の問題とか、要するに橋の構造が劣化して支えきれなくなったということのようです。つまり、この事故はいつ起こっても不思議ではなかったわけで、たまたま崩落時に橋の上を通っていた人々の運命たるや、想像を絶するものがあります。
 翻って我が国にも多数の橋がありますし、私の通勤ルート上にも、一級河川吉野川を渡る高さ数十メートルの大きな橋をはじめ、大小幾つかの橋を通過せねばなりません。まあどの橋もこのたび落下した橋のように、橋上で渋滞するようなことはまずありませんが、木材や土砂などを目いっぱい積んだトラックやダンプはよく通りますし、そんなのと一緒に渡ると橋が大きく揺れ動いているのが感じられて、かなり不気味に思うことがあります。我が国では、国道は一応検査と補修がされているそうですが、県道や市町村道がどこまでちゃんと管理されているか、昨今の税収不足や地方交付税削減などから想像するに、かなり怖いようなことになっていないか、と心配せざるを得ません。実際自治体の8割が予算や人員の不足で橋の点検をしていないそうですし、高度成長期に多数建設された橋の多くがそろそろ寿命を迎えつつある、という、まるで団塊の世代のような話が出てきてます。一方で地方では人が減り続け、集落を維持するのに必要な人数を割り込む限界集落が増えてきている中、橋を補修したり架け替えたりするようなお金は、ますます出せなくなるところが増えることでしょう。私は、限界集落を初めとする高齢化・人口減少地域から人々を移住させ、地方でも中核を担える都市区域に人を集めて集中管理するような、古代地中海の都市国家的な集落形成が必要なんじゃないのか、と常々思うのですが、橋や道路の維持管理一つ考えても、人口減少期にふさわしい優先順位を意識した国家デザインを国や地方自治体は計画策定するべきなんではないでしょうか。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電球型蛍光灯を作るときのコストはどれくらいになるんでしょうね?

2007-08-02 23:47:16 | Weblog
 白熱電球より電球型蛍光灯の方が、電気代を節約でき、CO2削減にも効果がある、という話があります。電球型蛍光灯の消費電力は白熱電球の5分の1以下、しかも寿命は約10倍と長い。だから電気代が安く済むし、電気を使わない分、地球温暖化の原因とされる炭酸ガスも減らすことができる、とのことだそうです。いいこと尽くめな蛍光灯が普及しないのはその価格が高いためで、白熱球のざっと10倍の値段差が足かせになっているのだとか。また、インテリアとして、白熱球の温かみのある光が好まれる場合もあり、白熱球を駆逐してすべてを蛍光灯に置き換えるには至っていないという分析があるそうです。日本電球工業会会長が「身近な照明を見直すだけで電気代の節約にもつながる」と利用を呼びかけていたり、6月には東京都が家庭からの「白熱球一掃作戦」を打ち出したり、大阪・天神祭では、天満宮境内の提灯など、約800個を、白熱球から電球型蛍光灯に切り替えたり、さまざまなキャンペーンが行なわれ、蛍光灯への転換を推進しているようです。なるほど、たとえ価格が10倍でも、電気代が2割、寿命が10倍なら価格分くらいすぐ取り返せそうだ、とそこまでは理解したのですが、2つ気になる点がありました。一つは、白熱球と蛍光灯で、作るときに発生する環境負荷はどれくらい違うのか。確かに白熱球を蛍光灯に買えることで炭酸ガスの発生量は減らせそうではありますが、その製造工程において、たくさんの炭酸ガスを発生させるようなことになっていたり、あるいはより有害なものを排出したりするようなことになっていたとしたら、果たして本当に蛍光灯のほうが優れている、と言い切っていいものかどうか、疑問も無きにしも非ず、です。もう一つは、LEDとの関係。低消費電力で長寿命というとLEDもそうだと思うのですが、白熱球はやめるとしても、その代替が蛍光灯、と言い切ってしまっていいのかどうか、これも少々疑問があります。
 まあいずれにしてもバックデータが何もない単なる思い付きの疑問なのですが、せっかくいいものを普及させようと言うのですから、それらについても明確な答えがほしいと思います。もちろん、蛍光灯のほうが白熱球よりも作るときの問題が少なく、LEDよりも経済的で使いやすい、とか言うような結論が出れば全く問題ないわけですし、やっぱり多少の問題があるにしても、その欠点と上にあるような利点とをちゃんと勘案して正しい選択をすればいいだけの事ですし、やはりそれをするためにも、プラス面、マイナス面それぞれ可能な限りさまざまなデータを公表して、最終判断は消費者にゆだねる、位のことをしてくれた方が、ヘンにキャンペーン張られるよりもよりスムーズに蛍光灯に移行できるような気がします。といっても我が家で白熱球が活躍していたのはトイレとお風呂だけ、それもこの間球が切れたときに電球型蛍光灯へ替えてしまったので、私個人にとってはもはやどうでもいいことと言っても過言ではなかったりします。我が家の電灯事情や会計を仕切っているのもまた、私ではありませんし(苦笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雰囲気はもう初秋、な8月初日です。

2007-08-01 23:03:57 | Weblog
 台風5号、明日の夜には九州か四国に上陸し、明後日の未明には、私のところに最接近するような様子ですね。梅雨末期、台風4号に続いてまたも台風に見舞われる西南方面の苦労たるや想像するに余りありますが、せめて少しでも被害が少なく済むように、祈りたいと思います。
 それにしても朝夕涼しく昼もさほど気温が上がるわけでもなく、雰囲気はまるで残暑厳しい9月の頃合と言った感じです。台風もよく来ますし。冷夏という修正予報はどうやら的中した模様ですが、今後天気はどうなるんでしょう? 今日から8月、まさにカレンダーでは夏真っ盛りでもっとも暑い時期を迎えるのですけれど、この分ですとやっぱり酷暑とは無縁のまま9月になってしまいそうです。でも、そういえば暖かな2月の跡に冷え込んだ3月があったみたいに、ひょっとしたら9月になっていきなり厳しい残暑、というには酷な、暑い季節が巡ってくるのかもしれません。今年の天気に関しては何があっても不思議じゃないような気がする、異常気象の中でも極め付きに変り種の年になりそうな気がします。

 さて、ネットニュースを見てましたら、中国・北京で、韓国の公使が病院で点滴を受けた後、呼吸障害を起こして死亡したという話が出てました。何でも大使館近くの店で購入したサンドイッチを食べた後、腹痛を起こし、下痢症状が治まらなかったため、外国人を主に扱う病院でリンゲル液の点滴を受けたところ、死んでしまったのだそうです。死因として使ったリンゲル液が偽薬だった可能性や、点滴の速度が問題ではないか、という話があり、中韓両国の専門家が原因究明に当たるそうですが、まずはサンドイッチで下痢をしたという点も調査の対象にすべきなんじゃないでしょうか? いわゆる食中毒、というやつなんじゃないか、と思うのですが、食中毒だって一頃世評を騒がせた大腸菌O-157や辛子明太子で著名な病原性ブドウ球菌の例でもあるように、命に関わるようなものもあります。直接の原因がリンゲル液の問題だったにせよ、その遠因となった食べ物の問題も、おろそかにしてはいけないと思います。
 まあ夏の暑い時期、衛生的にははるかに進んでいるはずの我が国でさえ食中毒が日常的に発生しやすい季節のこと、一概にこの一事を持って中国の食品衛生の不備を云々することもできないとは思いますが、それにしても死亡原因に偽薬、なる奇怪な理由が挙がる、それも場末の怪しげな自称医者ではなく、北京市内に立つ立派な外国人相手の病院で取りざたされるあたりに、大陸が取り憑かれている深刻な病の一端が透けているようです。しかも新だのが外国の政府機関の人間というのもなにやら象徴的な気がします。本当に北京オリンピックなど開催できるのか、と思ってしまいますね。
 今後少なくとも中国では、食べ物や飲み物には神経質すぎるくらいに注意し、不幸にして医者にかからねばならないときにも細心の注意をして臨まないといけない、ということのようです。私は中国に行くことはまずありえませんけど、中国から入ってきているものもたくさんあることですし、しばらくはそんなものも注意を払う必要がありそうですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする