今日はオープンしたばかりの新店に行ってみようということで仕事帰りに用事を済ませた後、
西新宿の小滝橋通り沿いにある「つけ麺 一燈」に向かいました。新小岩にある本店では
ルリの食べ歩き史上最高峰のつけ麺を頂いたこともあり、期待せざる得ません。
店内に入り、券売機を見ると伊勢海老、鶏魚介、サバカレーの3系統のメニュー構成になっています。
以前、新小岩で食べた時は鶏白湯魚介だったのですが、今回は券売機のボタンの配置から
伊勢海老がデフォルトであろうということで伊勢海老つけ麺(900円)と燻製半熟煮玉子(100円)の
食券を購入し、カウンター越しに店員さんに渡してしばし待ちました。
少し経って出て来たのは伊勢海老全開のつけだれにネギ2種とメンマが入り、
冷水で締めた中太ストレート麺にチャーシューと味玉が添えられた一杯でした。
つけだれは物理的な濃度ではなく旨味が濃厚で、サラッとしているけど伊勢海老の旨味が麺に絡みついて来ます。
全粒粉入りの麺は風味も良く、ゆで加減、水切りもバッチリでコシがしっかり感じられて食べ応えも十分です。
チャーシューは低温調理されたものでしっとりした食感と過不足ない薄めの味付けで卒なく仕上がっています。
味玉も謳い文句通りの薫香と半熟具合で、それでいてつけだれの味を邪魔しない絶妙な加減で、
メンマも適度な歯応えと味付けで控えめながらも一定の存在感を主張しています。
ネギもまさにこれしかないというチョイスでしょう。
全体的にはある程度のインパクトは出しながらもとにかく隙がない一杯だと思いました。