今日は諸般の事情により小田急線沿いでナニか腹に入れていこうかという流れになり、
電車の中で色々考えた末に下北沢で途中下車するもだいぶ道を間違えた挙句、
何とかお目当ての「スパイスラーメン 点と線」に辿り着きました。
店内に入ると券売機はなく、メニューを見て口頭で注文するスタイルの模様。
最近、すっかり食券制に慣れてしまったせいか、まず券売機を探すクセが染みついています(爆)。
とりあえずデフォルトであろうスパイスラーメン(980円)を辛さ3倍(プラス100円)で
お願いして、カウンター席でしばし待ちました。
出て来たのはスープカレーの雰囲気を持ったスープに加水率高めの中太麺が入り、
炙りチャーシュー、海苔、レンコンの素揚げ、パプリカ、タマネギ、ネギ、キクラゲが乗り、
食用菊が散らされ、レモンが添えられた一杯でした。
元々、北海道のスープカレー専門店が手がけているだけあって、スープは出汁感とスパイシーさが
同居する面白い味わいに仕上がっています。故にラーメンよりもスープカレー寄りなのは
致し方ありません。レモンを搾るとスパイスの辛さが緩和され、味にも変化が出て来て良い感じです。
麺はプリプリした食感でスープの持ち上げも良好です。ただ、この麺のチョイスは
北海道から出店だからでしょうか。西山製麺のアレと言えば分かる人には分かるでしょうか。
もう、そんな感じとしか・・・(笑)。
チャーシューは肉厚で適度に歯応えを残しつつも柔らかいのが印象的です。
レンコンの素揚げもスープカレーそのまんまという気もしますが、
ラーメンの具材としても合っています。具材の中で違和感を感じたのはまず海苔。
ラーメンに寄せようとして加えた感が見え見えで、しかもスパイシーなスープに合ってません。
次に、パプリカの刻み方が細かくて薬味のネギ程にも主張してないことです。
もう少し大きく切って麺と一緒に食べやすいようにした方が良さそうです。
最後に、インスタ映えを狙ったのかもしれませんが、食用菊の散らし方が
汚いというか雑然としてます。味にも影響がないのですから、いっそない方がましです。
全体的には変わり種感満載で気になる点もありますが、丁寧に作っている感じが伝わってくる一杯だと思いました。