今日はかねてより気になっていた限定メニューを頂こうということで仕事帰りに
歌舞伎町の「らぁ麺 鳳仙花」に立ち寄りました。
店内に入り、とりあえず券売機で限定ボタンをポチッ!
今回のお目当ては京鰆そば(900円)。トッピングとかの追加は敢えてなしをチョイスです。
カウンター席に案内されてから少し経って出て来たのは鰆の煮干をきかせたスープに
中細ストレート麺が入り、チャーシュー、ネギ、メンマ、ホウレンソウが乗せられ、
砕いた和山椒が少量かけられた一杯でした。
スープはフワッと優しく煮干が香る印象で、和山椒が実に良い引き立て役というかアクセントになっています。
四川山椒は担々麺などで使われていることが多いのですが、和山椒はそもそも麺類に合わせてあるという
ケースにあまり遭遇したことがありません。そういう意味でなかなか新鮮な味わいです。
麺は全粒粉入りで滑らかな食感とスープの持ち上げの良さが印象的です。
チャーシューは低温調理でしっとりした食感が良い感じなのですが、今回の
この丼の中ではちょっとした違和感もあり、スープ次第ということなのでしょうか。
ホウレンソウとメンマが一定の箸休めといった具合ですが、正直言ってこの限定はスープと麺の牽引力が強く、
具材を増やそうが増やすまいが大した問題ではないといったところでしょうか。
全体的には多少気になる部分はあったものの、組合わせの妙を感じさせてくれる一杯だと思いました。
今日は仕事帰りに気になるメニューを頂こうということで西新宿方面に足を伸ばし、
小滝橋通り沿いにある「つけ麺 一燈」に着きました。
とりあえず店内の券売機で本日のお目当てであるサバカレーつけ麺(830円)と
特製トッピング(250円)の食券を購入して店員さんに渡し、カウンター席でしばし待ちました。
※この店はお冷やがセルフサービスとなっています。忘れがちですが・・・(苦笑)。
出て来たのは豚骨魚介系ベースでカレーをしっかり前面に出したつけだれにネギとタマネギが入り、
冷水で締められた中太ストレート麺にはチャーシュー2種(豚・鶏)、味玉が添えられた一杯でした。
つけだれは着丼した瞬間からカレーの香りがフワッと立ち上がるも、後からサバが追いかけてくる印象です。
なぜサバを選んだのか理由は分かりませんが、食してみて思ったことは。サバ以外では合わないということです。
イワシやサケ、マグロ、マダイ等々、ラーメンやつけ麺で使われている魚種は他にもあれど、
この一杯においてカレーの香りを引き立てるのにサバがベストという判断だったのでしょう。
麺は全粒粉入りでそれ自体の風味をしっかり感じさせ、なおかつコシもしっかりり、
つけだれの持ち上げも良好です。麺の水切りもしっかりしているけどパサつかずしっとりという、
絶妙な加減です。この麺の処理を安定して出来るのが“一燈”ブランドの魅力かもしれません。
低温調理のチャーシューは豚、鶏共にしっとりした食感がグッドです。
味玉はやや固茹で気味でしたが、過不足ない味付けはさすがといったところです。
今回、特に感心したのは薬味のネギやタマネギで、つけだれとの相性がよく考えられています。
全体的には変わり種と見せかけて改めてクオリティの高さを思い知らされた一杯だと思いました。