今日は鳥見を終えた後、コーヒーショップで時間調整をして開店時間を待ち、
かねてよりずっときになっていた「博多長浜らーめん 田中商店」に足を運びました。
開店20分ちょい前に店の前に着いて一番乗りだったので、そのまま店の前のベンチで開店を待ちました。
開店後、店内のカウンター席に案内され、らーめん(770円)と味付玉子(120円)を
注文し、麺のゆで加減はバリカタでお願いしてしばし待ちました。
出て来たのは白濁豚骨スープに極細ストレート麺が入り、
チャーシュー、海苔、ネギ、キクラゲが乗った一杯でした。
スープはこってりしているけどしつこくなく、豚骨の旨味をしっかり感じさせる
ベストバランスな味わいで、加水率低めの麺と合わない訳がありません。
麺のポキポキした食感もグッドです。
チャーシューは適度に歯応えがありながらも柔らかく、スープにもマッチしています。
ふんだんに盛られたネギやキクラゲがアクセントになっていて、半熟よりは
固ゆで気味な味玉も過不足ない味のしみ具合で良い感じです。
全体的にはかなり高い水準でバランスのとれた一杯だと思いました。
でも、ここのお店、店の前を見渡すと客への“注文”が結構多いです・・・と言っても、
その中身は何一つ理不尽なものではなく、むしろ人間として“当たり前”のことばかり。
その“当たり前”が守られず、近隣の店やら住民の方々から苦情が相次いだのでしょう。
店にばかり責任を負わせず、食べに行く客にも負うべきものと守るべきものがあると、
改めて実感せざるを得ませんでした。