鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

議会改革

2011年05月17日 23時06分35秒 | Weblog
今日は小さな一歩がありました。各派代表者会議にこれまでは会派長以外の議員の傍聴ができなかったのですが、今日から傍聴ができるようになりました。
今日は、各委員会についての議員構成の話し合いでしたが、話し合いの雰囲気も含めて、非常に考えることが多いものでした。

さて、議会改革や議会基本条例の制定が問われていますが、結果が大切なことはよくわかっていることですが、やはりその過程、議論も含めてどのように取りくんでいくかが問われます。

議会改革、議会基本条例の目的はなにか、どのような理由のためにそれらに取りくむべきなのか、それを一人一人の議員が真摯に考え、それぞれに議論できるようでなければいけないと思います。
この部分でしっかり全議員の考えが一致しなければ、次の段階に進むべきではないと私は思います。でなければ、その後の議論の過程で、それぞれの立ち位置での水かけ論になってしまうからです。
私はやはり「市民に開かれた議会、市民とつながる議会」、「二元代表制の一翼を担う存在」ということは外せない要件と考えます。

この次に、そのような議会であるためにどのような取り組みをしていかなければいけないのか、議会の仕事、議員の仕事についてゼロベースで見直しをしなければいけないと考えます。
地方自治法の範囲内でもできることはたくさんある、今の議会はそれらに取りくんでいない部分がたくさんあるという意見もあります。まず、できることをすべてしていくという意識が必要です。
「市民との意見交換会」を実施し、そこから政策化をしていく。委員会の開催、その内容について見直しをし、審議内容を大幅に増やす。など、できることはたくさんあり、そのぶん仕事も増えます。このような議論を議会はするべきです。

そのようにした後に、待遇面についての議論をすべきと考えます。待遇面については、特に感情論で語られる部分も多く、より慎重になるべきところと考えます。

ともかく、いろいろな議論を行うためには、やはり知っていること学ぶことを、ある程度共通の部分を持つ必要があると思います。それは議会内だけでなく、市民のみなさんも共有していく部分と考えます。そのための取り組みをしていきたいと考えています。

河北新報の地方議会の特集記事です。参考にしてください。
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/cat600/
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