COVID-19、新型コロナウィルスのパンデミックがもう一年を過ぎ、世界的にワクチン接種も広がっている一方で、変異株の広がりもあるといういたちごっこの状態のまま、日本国内ではワクチン接種がまだ初期段階で変異株と向かい合うことになっています。
いくつかの製薬会社製のワクチンについて副反応の存在で接種が控えられているものもありますが、重症課予防の効能はあるということでワクチン接種が急がれていて、他の国ではワクチン接種により社会活動がしやすくなっているところもあるようです。
ですが、このような中だからこそ考えたいことがあります。
それは、パンデミックという課題にどう世界として向き合っていくのか、私たち一人一人も、パンデミックを通じてこれまでの社会のあり方を見直し、これからの社会のあり方を考えることです。
世界全体の脅威になっているパンデミックの中で、製薬会社はどれだけの利益を上げることになるのでしょうか、また、株を保有する投資家はどれだけのお金を得ることになるのでしょうか。利益を上げることを全否定するつもりはありません、ただ、世界中で多くの人が困窮している中で上げられるだけ極大でいいのか、それとも妥当なレベルを考えた方がいいのか、そのことは考えた方がいいのではないでしょうか。
また、パンデミックをできるだけ早く終息させるには、ワクチン製造方法を世界で共有して、それぞれの国・地域で生産できるようにしてはどうでしょうか。全世界の危機となっている今、そのことを議論する価値、必要がでてきているように思います。